カップケーキとたくさんのありがとう。
プレイグループの日だったので、賢にハッピーバースデーを歌ってもらうお礼にカップケーキを大量に作りました。味は黒ごまきな粉。
お菓子作りのセンスのない私は、またまた膨らまなかった・・・。何故ー??しっとりクッキーという感じになってしまいました。ま、味はおかしくないので、持って行こう・・・。
朝に用意をしていると、賢は食べたがったのですが、「これは、賢の誕生日のお祝いをしてもらうために焼いたんだよ〜。だから、後でみんなで食べようね。」と言うと「うん。」だって。
プレイグループの会場でみんなに配ると、口々に「おめでとうー。」なんて言ってもらってくすぐったいような気持ち。
いよいよハッピーバースデーの歌を歌ってもらう時に、自分もひとつ手に出来たものだから、待ってました!とばかりにかぶり付いた賢でありました。
子供達も食べてくれて、その様子を見ながら、何故かニコニコしながら「ありがとう。ありがとう。」と何度も私に言ってくれて、びっくりしつつも、じーんとしてしまいました。
本当に色々と細かい所まで観察して、賢なりに感じて、考えてるんだな。
賢はいつも私の言う事を真剣に聞いてくれて、理解しようとしてくれるのが分かります。私の事を信頼してくれているんだな、と。
私が産んだとは言え、賢は独立した1人の人間だと常に考えています。「お腹を痛めて産んだ子〜」なんて言うけれど、そんなに大した事じゃなかったし、最後は賢が自分で出て来たのを感じたからね。なんだか、私は手助けをしたような感覚。
そして、私が親だから、長く生きているからと言って、偉い訳でも優れている訳でも何でも無いのよね。
ただ、賢に比べれば経験は色々としているから、助言はしてあげられるかもしれない。
社会に羽ばたいて行く時に、しっかりと胸を張って飛び立てるように。
たくさん愛して肯定してあげて、『自分は価値のある人間だ』というしっかりとした自信を付けてあげられたら良いな。
それが、私たちから贈れる最高のプレゼントになるように。