
猫のいる生活
2017年に私の誕生日プレゼントとして、マイケルから保護猫を迎え入れる許可をもらいました。
マイケルはずっと猫アレルギーだから飼えないと言い張っていたのですが、私は怪しいと思っていたので病院でアレルギー検査をしてもらったところ、陰性でした。笑
オーストラリアにはRSPCAという団体があり、そこから猫や犬だけでなく、うさぎやトカゲ、亀なんかも保護できるようになっています。
しかも、普通のペットショップの片隅にケージがあり、そこに保護できる動物がいるので、会いに行ってその場で手続きをして家族として迎え入れることができるのです。
Webサイトには保護されるのを待っている動物が写真と説明が公開されていて、どこに行けば会えるのかも明記されています。
RSPCA 保護を待つ動物情報
https://www.rspcansw.org.au/adopt/
ある日、マイケルが「白黒の可愛い猫がWebサイトにいたから、見に行こう。」と言うので、ちょっと離れたペットショップに見に行ったところ、もうすでに保護されたあとで、マイケルがぷんすかぷんすか怒っていました。笑
その空っぽのケージの上に目をやると、穴の中にいる白い猫と目が合いました。すると、その猫がはっ!!!という顔をして、穴から飛び出してきたんです。
その反応で、もう「あぁ、この子なんだな。」と思い、何も迷いはありませんでした。マイケルは、可愛くないしガリガリだと言って反対していましたが、それは耳に入らず。笑
猫インフルエンザを持っているとも書いてありましたが、どんな子だとしても、この子が家族になるんだと強く感じたので、気になりませんでした。
そのペットショップで一式必要なものを揃え、書類の手続きをマイケルがしてくれて、我が家の一員として迎えました。あぁ、この頃は小さかったなぁ。
名前はソラにしました。

子猫のうちは何故か、顔の近くにいたがるので、肩の上に乗っていることが多かったです。
基本的に、私がご飯をあげたりトイレを掃除したりしていて、マイケルもたまにかまっています。ケンはただ一緒に暮らしているだけという感じ。
なので、私に家中をついてまわって、トイレまでついてきたり、家事をしている遠くからじっと私を見ていたりします。
昼寝をする時には、できれば私の膝の上で寝たいみたいですが、私も立ったり座ったりするので、私がいる空間で寝ています。ケンが小さい時のことを思い出しますね。次男が来たのだという感じです。

猫のいる生活、猫のいる空間というものにずっと憧れていて、やっと夢が叶ったので嬉しい日々です。
ソラが縁あって来てくれて良かったなぁ・・・としみじみ思っています。
今まで猫ってこういうもの、と思ってたのと現実は違うなぁ、とも感じています。
ソラは、狭いところよりも広い空間が好き、嬉しくても顔を擦り付けてスリスリしない、怒っても引っ掻かない、よっぽどうざいことをした時にしか噛みつかない。笑
もっと猫ってマイペースで意地悪なところのある動物だと思っていました。
ソラは辛抱強く、優しい子です。
ケンが気まぐれにちょっかいを出すことがあるのですが、ケンにだけは絶対に噛み付いたりしません。


温かくてフワフワした毛に覆われた可愛い生き物と、心を通わせて生活ができることで、かなり癒されていると思います。
なるべくハッピーに長生きしてもらいたいです。