母性と父性
私が日本にいた一週間弱の間、賢と2人っきりで過ごした事により、マイケルの中で何かが変わったようだ。
前から色々とサポートしてくれる人ではあったけれど、基本的には賢の事は私に任せている部分も大きく、家に帰って来てもパソコンに向かっていたり、iPhoneをいじっている事も多かったマイケル。
それが無くなり、もっと賢と関わりたいと思うようになったようだ。これは大きな変化。
ただ、今までしていなかった『お世話』的な部分にやり甲斐を感じたらしく、私が帰って来た事によってそれができなくなった事が不満な様子なのだ。
賢がまた以前の様に『ママ!ママ!!』に戻ってしまった事が面白く無く、私に文句を言うんだな・・・。今日は「賢が嫌がっても、ちょっとはお世話をさせてもらえないかな?」と聞かれてしまった。嫌がってもって・・・、それは自分勝手なのでは・・・。実際に、マイケルが車のチャイルドシートから賢を下ろそうとして、「ママがやるの!」と言ったのに、無理矢理下ろして号泣させてるし・・・。
もうその後は、賢が怖がってしまってレストランでも私にしがみついて離れなかった。
賢の事を前よりも考えてくれて、関わろうとしてくれているのは嬉しいけれど、お母さんは二人いらないんだよね。目覚めるのは母性じゃなくて、父性でお願いします・・・。お世話をしている時は『必要とされている』感じがしたんだろうね・・・。
なので、真剣に話し合いました。
やっぱり賢にとってお世話をして欲しいのは私のようなので(そりゃ、マイケルにもやってもらえたら私は楽だけど!そこは本人の希望優先で)、もっと遊んであげたら喜ぶんじゃないか、という話をしました。
運動神経はマイケルの方は格段に良い訳だし、一緒に身体を使って遊んだり、おちゃらけて遊んだり、それが楽しいと思えば、賢がもっとお父さんを求めるようになるんじゃないかな。子供は自分の優先順位に敏感だと思うよ。
私たちも両親2年目。まだまだひよっこです。