観覧車やら電車やら。そして、おっぱい終了宣言。
マイケルがCityにあるiMAXシアターで賢と恐竜の3D映画を観たいと言うので、出掛けました。こんなに小さい子に3Dって大丈夫かな?と思いつつ。ちゃんと映画館の人に聞いてもらう事にしました。
私は前回ここで観た時に、一日頭がグルグルしてしまって気持ち悪かった経験があるのでパス。世界最大級のスクリーンらしく、本当に本当に大迫力なのです。
どうせ長々と座って映画なんて観られないだろうと思い、私は遠くまで行かずに下のスタバでコーヒーを飲んでいました。
が!予想外に最後まで集中して観ていたそうです。子供用のメガネも用意されていたらしく。賢は私たちが小さかった頃とは違うテクノロジーに囲まれて育つんだなぁ・・・。
空を飛ぶ恐竜の話だったらしく、賢は両手を広げて走り回っていました。
お昼はチャイナタウンの中にある台湾系レストランでご飯。
水餃子や小龍包などがおいしいのです。賢も慣れた手つきで小龍包を掴んで、黒酢を少し付けて食べていましたよ・・・。どんな二歳児だよ・・・。
賢がモノレールと観覧車に乗りたいと言うので、どちらか選ぶように言うと、観覧車だそうで・・・。私もこの観覧車に乗るのは初めて!けっこう早いスピードで回るのですよ。
しかも、一人$12って高い〜〜。賢も同じ料金なので、二人で$24でしたーー。マイケルは怖いと言って乗りませんでした・・・。
日本の観覧車と言うと、ゆっくり一回転して終わりだけど、この観覧車はけっこうな高速回転で何度も回っていましたよ。賢はとても嬉しそうにキャーキャー言っていました。良かった良かった。
その後も公園で遊んだりしながら散歩。賢は水族館に行きたかったようだけれど、マイケルが疲れて行きたくないと言っているので、コーヒーを飲みながら一休みしてもらう事にして、私と賢は更にDarling Harbourをぐるぐるとまわっている電車に乗る事にしました。
運転手さんもずっと乗っていて良いよ〜なんて言ってくれてね。
前に乗って来た女の子たち三人組は、とっても楽しそうだったなぁ。賢は目の前のお姉さんのずり下がったパンツ姿を見て、「お姉さんお尻出てるーー。寒そうだねーー。」なんて言うので笑ってしまったよ。あぁ、日本語が分からなくて良かった・・・。
・・・
そして、夜寝る前に「おっぱい飲みたい。」と言いまして・・・。もうだいぶ生産量も減っているようだったので、搾らないようにしていました。
「え!?もう出るか分からないよ?でも搾って飲んでみる?」と聞くと、嬉しそうに「うん!」という返事。
搾って飲ませてみると、やはり新鮮ではなかったようで渋い顔。そして、「賢、冷たい牛乳飲む・・・。」ですって。「おいしくなかった?どんな味がした?」と聞くと、「りんごの味がした。」との事。ちょっと酸味があったのか!?
冷たい牛乳を飲んだ後に電気を消して布団へ。暗闇トークをしていると、賢からついに終了宣言が・・・。
「賢、ベイビーのときはおっぱいおいしかったけど、もうお兄ちゃんになったからおっぱいいらない。」
そっかぁ。最後に変な味のおっぱいを飲んだ事によって、納得をしたのだろうか・・・。でも、この言葉が賢の口から出た事で胸がいっぱいになってしまったよ。
「今までいっぱい飲んでくれて、マミーは嬉しかったよ。ありがとうね。もうおっぱいはあげられないけど、マミーはいつでも賢の事が大好きだし、いつでも抱っこしてあげるからね。」と言うと、うん、うん、と頷いていました。
私は、終わったんだな・・・と思いながら、暗闇の中で静かに涙を流してしまいました。
賢も私もおっぱいから卒業です。