保育園での面談終了。
なんだってまぁ、この親子は唐揚げが大好きである。確かに、自分で作るとおいしいね。
日本で買うお肉屋さんの唐揚げももちろんおいしいんだけどさ。
賢の保育園で面談があったので、ちょっと緊張しながら行って来ました。日本人の先生の予定が、風邪を引いたらしく、代理でオーストラリア人の若い先生でした・・・。日系の保育園に行かせている意味が無ーーーい!!!と思いつつ、まぁ仕方ないので。
この若い先生。ポジティブで元気一杯で良いんだけどさ。レポートに書いてくれる内容が、他の子にも当てはまるんだろうな〜という、無難な内容ばかりなので、きっと面談でも賢についての突っ込んだ話は聞けないんだろうな、と最初から思ってしまいました。
賢は先生の言う事を良く聞くし、作業にも集中して取り組んで気が散る事もないらしい。お昼寝の時間も自分から横になって、途中で目が覚めても、静かに起きる指示があるまでじっとしているって・・・。走り回っている子がいても、特に影響は受けないらしくびっくり。
ただ、ひとつ気になるのは『全くしゃべらない事』と聞いて、ハァ!?と思ってしまった・・・。
何を聞いても、頷くか首を横に振るだけで、言葉を発しないらしい。え!?あの賢が!?信じられない!!!本当に賢の事なのかい?
『賢が遊んでいる所に誰かが来ても、賢が話さないからつまらなくて他の所に行ってしまう。もうひとりの静かな男の子と一緒に遊んでいるのをよく見かけるけど、面白いのかしら?と思ってしまう』と笑いながら言われた時には悲しくなってしまった。
2歳児がベラベラと世間話ができるとも思えないし、子供なんて言葉以外で取るコミュニケーションがほとんじゃないのかなぁ。
そう言えば、もう一人の日本人おばさん先生も、「賢君ってお家で話しますか?」と言っていたなぁ・・・。本当に話さないんだろうか・・・。「一緒に本を見なながら1・2・3と数えたりすると、5まで数えたりもするんですけどね。」と言われて、『うーん、家では日本語でも英語でも1〜10まで数えてるけどなぁ』と思いつつも敢えて言わなかった。
かと思えば、もう一人の若い日本人先生は、「賢ちゃんは5分おきに『何してるの〜?』と聞いて来ますよ〜。」と言っているし・・・。先生によって話しやすい人がいるって事かしらねぇ。
確かに、賢は繊細なところがあるから、きっと保育園では緊張もあって話さないのかもしれないね。でも、本人なりに楽しんでいるようだし、そこは心配はしていない。
プレイグループのお友達といるときはリラックスして言葉も出てるし(家にいる時程じゃないけど)、お友達と遊べるようになっている事は分かっているのでね。
賢が繊細な事に関しても、これからもっと揉まれて徐々に強くなって行くのかもしれないし、もしかしたらそのままかもしれない。でも、そこを無理矢理変えなくてはいけないとは思わないな。
賢がなかなか同世代の子に興味が出なくて少し心配に思ったときも、『私と良い関係が築けているんだから、いずれは他の人達にも興味が出て、良い関係を築けるはず』と常に思っていた。
まぁ、これからずっと一生をかけて良い人間関係の築き方は学んで行く訳だけれども(私だっていまだに学び中)、私に対して見せてくれる思い遣りの気持ちを大切にして行ってくれれば、これから先、良い友人に恵まれると思う。自分さえしっかり持っていれば、無理矢理に群れる必要も無いしね。
家と保育園での顔が違う事を改めて知ったけれど、とにかく本人なりに楽しんで過ごしてくれているなら、私は何も心配する事はありませんな。今は特に仲良しのお友達がいなくても、先生たちの事は大好きみたいだしね。