大人は「しごと」がある事を理解してくれる
友達の誕生日にもらったギターが、大のお気に入りです。今日は一緒に持って行くそうで・・・。
賢はマイケルの両親の家に行く道を覚えていて、車の中で「グングンポーポー(おじいちゃんおばあちゃん)NO!!」と言い出します。
そして、家に到着すると、ママ、ママ、と私の手を引いて帰らないようにするのです。
今まではマイケルのお母さんが気を引いて、「行きな!行きな!!」とサインを送られたらそっと出て行くようにしていました。
でも、もうだいぶ色々な事が分かって来ているので、ある時にちゃんと説明しようと決めました。
マイケルのお母さんは「そんな事をしたら泣くわよ。買い物に行って好きな物を買って戻って来るっていいなさいよ。」と言ったけれど、いや、その場しのぎの嘘はつきたくない。「買い物に行くと言ったら、本当に行かなくてはいけないので、本当の事を言います。」と言って・・・。
しゃがんで目を見て、「マミーは今日お仕事をしないといけないの。グングンポーポーと遊んで待っててくれる?」と言ったら、うん、と頷いてくれました。
不安そうな顔をしていましたが、その後に私を探して泣く事もなかったそうで。もっと早くこうすれば良かった。
それからは、私がバイバイする時までべったりくっついていますが、「今日お仕事だから〜」と説明すると、「ウン!バイバイ!」と、キスをしに来てくれたりして、泣けます。
賢なりに、マイケルと私は「しごと」というものをしなくてはならないという事を理解しているようです。
家に帰って来たらオウムが遊びに来ていました。みかんを剥いてあげると、上手に手に持って食べていました。