地震について。

オーストラリアでも連日ニュースで大きく取り上げられていて、その映像を見る度にどうしようもなく胸が苦しくなります。

マイケルの友達からも、「エミの家族は無事だったのか？」という電話がどんどん入ってあり難い限りなんだけれど、『私の家族は無事だったけれど・・・』という気持ちだ。

母親は車を運転していて、グラグラした揺れを感じ、前の車が停まったので、母親も停まったらしい。かなりの揺れを感じたそうだ。逆に車の中で良かったのかな。立っていたら、転倒してしまったかもしれない。

父親は仕事で韓国にいて、次の日の帰国予定だったため、帰って来られるか心配していたらしいけれど、普通に成田から帰って来たらしい。ニュースでは成田空港は孤立してしまっているような事を報じていたのに。まぁ、良かったけど・・・。

姉は仕事中で、立っていられない程の揺れを感じて、会社のみんなで外に飛び出したらしい。交通はマヒしたものの、姉は自転車通勤なので普通に帰って来たらしい。同僚達は会社に泊まっていたそうで・・・。

私の関東の友人達は、地震そのものの被害は無かったけれど、家に帰れなかった人達が何人もいた。

デパートに勤めている友達は、そこに泊まり、次の朝はそのまま仕事だったらしい。栃木のお母さんと連絡が取れないと言っていたので、私もすごく心配だったけれど、次の日の朝に無事の知らせが来てホッとした。

ある友達は、会社から自宅まで5時間歩いて帰ったらしい・・・。保育園にいる息子くんに会えた時はどんなに嬉しかっただろうなぁ。涙が出ますよ。保育園にはお迎えに来られない親の子供達がお泊まりしていたそうです。親も子も不安な夜を過ごした事でしょう。

みんな口々に『死ぬかと思った』と言っていました。

私の家族、友人が無事だった事は何よりだけれど、全く晴れた気持ちにはなりません。

こうしている今も、どこかで閉じ込められている人もいるし、離ればなれになった家族を思って心配で仕方ない人もいるし、また、一生懸命に救出活動をしている人もいる。

きっと日本にいても同じ選択をしただろうけど、やはり有効に使ってもらえるのは『お金』だろうと。

物は仕分けをするのに大変な作業が伴い、捨てないといけないものもたくさん出るそうです。古着は受け付けていないらしいし。

以前、家にある毛布を送ろうと思ったら『新品のみ受付』という文字を見て、そうなんだ・・・と思った記憶があります。

それこそ、『何が必要なのか分からないから、お金ね』という、いかにも日本人らしい感覚ではありますが、やっぱり寄付だな、と。

写真集の売り上げの入っているジャパンネット銀行口座から、日本赤十字に送金しました。私にとっては、みなさんからの尊いお金です。有効に使って頂ければと思います。

手数料はジャパンネット銀行が負担してくれるそうです。
・東北地方太平洋沖地震災害義援金の受け付けについて

あとは、Yhaooポイントは全額寄付しました。
・緊急災害Yahoo!基金

楽天でもポイントを寄付できるようになるそうです。それを待とうと思います。