朝起きて宮殿の景色に見とれる・・・と、大型客船が港に入って来ました!ン?『QE』って書いてある!?クイーンエリザベス!?しばし見とれてのんびりしてから、バスは出発。
今回のハイライト、アドリア海の真珠、世界遺産の『ドゥブロヴニク』ですよ〜〜〜!!クロアチアについてほとんど知識のない私でも、この風景だけは知っていたので、楽しみにしていたのです。
バスはアドリア海沿いを走り、可愛らしい赤い屋根の家々が並ぶ光景を見てウットリ。この辺りは夏になるとヨーロッパ各地から海水浴に訪れる人達でごった返すらしいのです。想像できるわあ。海底が石灰岩なので、海の色がここまで青いらしい。海に流れ込む水も、栄養分をあまり含んでいないので、プランクトンなども少なく、それも透明度を上げているひとつの要因なんだってさ。確かに、藻とか生えてないもんなぁ。
私は畑の形にとても興味を引かれて、バスから写真をたくさん撮ってしまいました。
いよいよ高台よりドゥブロヴニクを見下ろす!!キャーーー!!来ちゃった!こんな所に来てしまいましたーー!!もうね、宮崎駿の映画の世界なんですよ。ここは、『紅の豚』と『魔女の宅急便』の舞台になっていると言われている場所で、でもそれは言われているだけで、確かではないらしいんですけどね。魔女の宅急便のパン屋さんはオーストラリアのタスマニアにあるとも言われているし、はたまたストックホルムだという説もあったりして・・・。私の印象としては、このドゥブロヴニクは、『紅の豚』の世界そのものです!!あの豚が飛んで来そうだ・・・。宮崎アニメファンの私としては、そりゃ、テンションも上がります。
色々と修道院などを見てまわってから、これまたオプションの城壁を歩くというものに参加。これも参加して大正解。もうね、素晴らしいの一言です。ここぞとばかりに写真を撮りまくりました。ここは来て良かった!!最高です。
ドゥブロヴニクは、内戦や地震で崩れてしまった所が多かったらしいのですが、それを修復する総監督は日本人だったんですって。誇らしいですね。ここが世界遺産に指定された後にも、戦争で攻撃に遭ったと聞いて、なんとも言えない気持ちになりました。
城壁をぐるりを歩きながら、そこに普通に暮らす人々の家なども見る事ができて、とっても興味深かったです。有名な場所とは言え、まだまだ観光地ズレしていない感じです。この素朴さがずっと残ってくれるといいんだけどなぁ。
今日の夜ご飯は自由食とオプションの選択でした。母と姉は世話の無いオプションに傾いていたのですが、ダメダメ!レストランでの会話位、一応英語圏に住んでいる私が何とかしますから!って事で、ここは自由食!!ホテルからバスに乗って、再び街へと戻って来ました。何でも決められて行動するんじゃつまらないもんね。これ位自由があった方がイイ。
昼間に目を付けておいた海に面したレストランに行ってみた。海が近いんだし、何となくシーフード!なイメージがあったので、新鮮な魚介類が食べられるのを楽しみにしていたのです。が、メニューを見る限り、アレレ?という感じ。とりあえずシーフードサラダと、シーフードリゾットと、魚のカルパッチョを頼んでみた。やはり、イタリアが近くて食事も似ているのか、ピザの美味しいお店のようだったので、追加でピザも一枚頼んでみた。とにかく母親が「美味しい!!」と喜んでいたので良かったな。こうして自由に歩き回って、自分で頼んで食べられるっていうのがまた楽しいもんね。
夜のドゥブロヴニクの街もこれまたステキ!しかも、クロアチアは全体的に治安の良い街らしいのです(子供に叩かれたトラウマがあるので、にわかには信じがたいのですが)。安全な街じゃなければ、こんな風に自由行動もさせないだろうしね。あぁ、いいわぁ、ドゥブロヴニク。ここは本当にオススメの場所です。
ツアーのメンバーから色々話を聞いてみると、世界各国を旅している人達が多いのね。確かに、クロアチアってマイナーな場所だもんなぁ。一人参加の派手なオバさん(通称:ビックリパンツ)は、これで54カ国目だと言っていたし、いいコンビの夫婦(奥さんがあき竹城ソックリ)も、これで夫婦での海外旅行が33回目だと言っていた。その夫婦のオススメは、ケニアとブラジルのイグアスの滝だと言っていました。いいねぇ、ブラジル。南米に行った事がないので、いつか行ってみたいです。この夫婦のコンビが面白い事、面白い事。なんだかんだと言い合いながらも、こうして一緒に旅してるんだから仲良いよなぁ。「娘がいたら一緒に旅したいんだけどなぁ。娘と旅行っていいよな。」なんて言っていてね。いつでもお相手しますよ〜〜〜。アハハ。
マイケルと連絡を取るために、ホテルのパソコンなどからちょこちょこメールを打っています。本当に良い時代だ・・・。
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