いやぁ、今日は冒険をした一日だった!
まずは、朝出発をしてテクテク南へ歩いて行った。お目当ての市場に到着すると、朝早かったからか、圧倒的に客の数より店員さんの数が多くて、ものすごいプレッシャーを感じて、ゆっくり見る事ができなかった・・・。いつも思うけど、全体的にどこに行っても、店員さんは多い!こんなに要らないだろう〜って位にいます。
で、何も買わずに出ると、道路標識に世界遺産でもある『天壇公園』の文字が。え〜?歩けちゃうの?と思って、そこまで更にテクテク。入場料30元を払って中に入ると、ものすごい数の中国人。何をやっているのかと思ったら、編み物をしている人もいれば、ゲームをしている人もいて、カラオケセット持参で歌を歌っている人、羽根つきをしている人、太極拳をしている人、それぞれただ集まって好きな事をしているのです。中国4千年の歴史ってやつでしょうか。何とも言えない空気感で、圧倒されながらも、その人間臭い光景に感動。
羽根が付いたボールが転がって来たので拾ったら、笑顔でオバさんが"やってみない?"という感じで板を差し出していてビックリ。結局やらなかったけど、本当に垣根が無いよなぁ。
残念ながら、メインの『祈年殿』は改修工事中で近くまで行かれなかったけれど、十分その美しさは感じる事ができました。
で、近くにある"炸醤麺ならここ!"とガイドブックにあった『老北京炸醤麺大王』へ。いつもはマイケルが一緒で中国語を助けてくれるだけに、かなりドキドキ。いきなり店員さんに何やら色々と言われ、なんとなーく『韓国人?』と聞かれているのは分かったんだけど(ハングオレン?と言っていたので。なんかハングルっぽい響きだな?と)、英語で日本人だと言っても通じなくて、モゴモゴ。すかさず持っていた本で調べたら、日本人はリーベンレンだったので、オシ!と思ったら、次にオーダーを取りに来たお兄ちゃんにも、"韓国人か?日本人か?"と聞かれた。今回は分かったので、日本人だという事を伝えられた。で、勝手にオススメの炸醤麺をオーダーされ、私は酸辣湯が食べたかったので、それも頼んだ。運ばれて来た炸醤麺にソースを掛けていたら、横で1人でご飯を食べていたオバさんが何かを言っている。「マーラ!マーラ!」と言っており、私の頭に「麻辣!麻辣!」という漢字が浮かんだ。あ、掛け過ぎだよ!って言っているんだと思い、"OK!謝謝!"なんて笑顔で返したら、オバちゃんのトークスタート。私に????マークが出まくりなのに、ちっともめげない。正直、酸辣湯はかなりキツい味で、オエーなんて思っていたら、オバちゃんは「プーハオツーマー」と言っていて、あ!それって『おいしくないでしょう?』じゃない!?と思って、早速本で調べたらそうだったので、激しく頷いてしまった。
夜は、マイケルが大柵欄という繁華街に連れて行きたいというので、一緒に行ってみた。え〜!って程の屋台がひしめきあっており、早速餃子に挑戦。マイケルが浮かない顔をしているので、どうしたかと思ったら、お釣りをちょろまかされたみたい。メニューが全部漢字だからね。外国人にはこういう事をする人もいるみたい。前もマイケルは倍の値段をふっかけられたらしいし。文句を言ったら、"あ、数間違えてた??"って、更に餃子を少し盛っただけ。ムカ〜ッ!
気を取り直して、私は寒天を肉と炒めたようなもの、マイケルは羊肉の串や餅米のお菓子のようなものを食べた。もうそこからは、全てメニューを見てぴったりのお金しか渡さないようにしてね。まったく・・・。
歩けない距離じゃなかったので、そこからテクテク歩いて帰る事に。今日は盛りだくさんだった一日。歩いたなぁ〜。
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