あっという間に退院の日であります。
とにかく何の余裕もなく過ぎ去って行った入院生活でした。出産後って、身体を休めるというイメージがあったけれど、そんなの不可能!
マイケルがいてくれるから何とかやれそうな気はするけど・・・。我が子は本当に理屈抜きで愛しいし。
朝バタバタ看護士さんたちに賢のチェックと私のチェックをしてもらって、いよいよ退院!外に賢と一緒に出るんだなぁ。マイケルが家から運んで来たバシネット付きのベビーカーは巨大!やっとエレベーターに乗れる位なのです。安定感は抜群なので、外を歩いている分には最高なんだけどね〜。
肝っ玉母さんのような看護士さんに、昨日粉ミルクをあげた記録を見られて怒られた。「あともう少しで溢れ出て来るのに!今諦めたら絶対にダメよ!!」と。病院に常駐している母乳カウンセラーのような人に予約を入れてくれて、その人に会ってからの退院となりました。
そのカウンセラーの人もすごくおだて上手でね。「あなた全く問題ないわよ!10点満点中10点!自信もって続けてみて!」だって。単純な私は、爽やかな気分で退院する事ができそうです。
そして、看護士さんたちにお別れを言って、病院の外へ。
いよいよ初めてのチャイルドシートに賢を座らせてみると、全く泣かずに収まっていました。こう見ると本当に小さいなぁ・・・。
こんな小さな身体で一生懸命息をして、泣いて、う○ちもしまくって。私から栄養を得て育って行くのかと思うと、やっぱり責任の重大さを感じてしまうけれど、お世話をしてどう育って行くのか、本当に楽しみ。
家までの道のりも熟睡のまま、家に着いてからもずっと眠っていました。お腹が一杯だと、とりあえずご機嫌に眠っていてくれる。これからもっと自我が芽生えて来ると、泣きにも色々種類が出て来るんだろうね〜。
さてさて、我が家に到着して、これから3人での生活が始まります!すっかり迎える準備はしていたのですが、より良い環境にと、マイケルが家中をバタバタ動いてセットアップしてくれました。私の授乳スペースを作ってくれたりね。
日本の友達からもらった毎日の授乳やおむつ替えの記録帳を付け始めた。これは便利だ〜〜!オーストラリア人はこういうのやらなさそうだよなぁ。私も人がやっているのを見て、自分はムリ!と思ったけど、これはやり続けて行くと思います。
看護士さんたちや、昨日の日本人女性も励ましてくれた結果、今日いよいよお乳が溢れ出して来ました。これ、本当に精神面が大きく影響するらしいしね。タイミングもあったと思うけど、家に着いて心からリラックスしたのも大きかったんじゃないかなと思う。賢も満足そうにしてくれて、本当にホッとしました。
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