今日のつぶやき

31Jan2008

今日は友達が自由行動なので、任せておいて!という事で、前から練っていたプランに従って案内する事にしました。シドニーは狭いから1日〜2日もあれば十分案内できてしまうのですよ〜。

友達と合流して一日の始まり〜。今日はたくさん移動をするので、バスやフェリーに1日乗り放題券(Day Tripper 16ドル)を購入。これは絶対にお得です。

まず、Circular Quayまでさっそくバスに乗って、そこからManly行きのフェリーに乗り換え。これがまた、普通のフェリーが欠航になって、高速船に振り替えで乗る事ができてラッキー!15分程で到着したので、そこからManlyのビーチ系のお店でお買い物。2人はビーチサンダルを1足ずつ買っていました。「ビーチサンダルなんて小学生ぶりだよ〜!」なんて言っていました。もうね、シドニーは一年中ビーチサンダルの人も多いんですよ。街中で裸足の人もいる位なんだから。2人は早速ビーチサンダルに履き替えて、その解放感にうっとりしていました。これでまた少しシドニーに馴染んだかなぁ、なんて。

う〜〜ん。海はやっぱり気持ち良いねぇ〜〜!今年は泳げる位に暑くなる日が少なくて雨も多く、異常気象だと言われているんだけどね。今日はカラッと晴れて、絶好のビーチ日和!!せっかくなので、ビーチ沿いのカフェに入ってお茶をしました。友達の頼んだバナナ&ハニースムージーが大当たりでした。窓辺の席で海風を感じながらゆったり過ごす事ができました。あぁ〜いいねぇ〜。

帰りのフェリーで、フレンドリーなギリシャ人のおばあさんに話し掛けられた。なんだか、2人といると、見るからに観光客でキャッキャやっているものだから、話し掛けられる事が多いなぁ。

お腹も空いた事だし、何が食べたい〜?という話になり、シーフード好きの2人のリクエストで、ベルギー料理のお店に行く事になりました。ムール貝をてんこ盛りに食べながら、ベルギービールですよー。このBelgian Beer Cafeは日本にもあるみたいですが(WEB )シドニーのお店が古い建物でとっても雰囲気が素敵なのですよ〜。ただ、ムール貝は夏だからか、ちょっとやせ細った感じだったのが残念!!味付けが美味しいので、2人は喜んでくれていたので良かったけどな。私が大好きなのは、Belle-Vue Kriekというチェリー味のビール。本当においしいのですよー。2人も絶賛していました。私はムール貝は苦手なので、白身魚を食べましたが、これも美味しかった〜。

チャイナタウンまでバスで行って、お土産などを物色。私が超オススメのもこもこ羊スリッパを見ている時に、暑さが限界になったのか、友達は判断力を失って朦朧をしている感じでした。そうだよねぇ、こんな中でもこもこスリッパの事なんて考えられないよねぇ〜。

なので、私がお気に入りのEasy Wayでパールミルクティを飲んだりしつつ、中心部に戻りました。もうこのお店のポイントカードも貯まりまくって、何度も交換しちゃいました。アハハ。

バスで私がいつも行っているショッピングセンターへ。ここで彼女たちはお土産ショッピングの仕上げをしていました。あっという間に時間が過ぎてしまい・・・。マイケルはもう仕事から帰って、前日から漬け込んでいたお肉でBBQを始めてくれていると言うので我が家へ帰宅!さっきまで晴れていたのに、なんとどしゃ降り!もー。

雨の中をなんとか屋根の下に入って、マイケルがてんこ盛りに、オージービーフ、手羽先、ラム、鶏もも、ソーセージを焼いてくれていました。どこの相撲部屋だよ!って位の量・・・。オーストラリアワインも用意してくれていたので、みんなで乾杯!マイケルは本当に気がきくわぁ・・・。

お腹がはち切れそうになるまで食べて、またまたすっかり遅くなってしまったので、マイケルに送ってもらって友達のホテルでバイバイ。

30 Jan2008

日本からシドニーへ、はるばる地元友達がやって来ました!!なんだか信じられない!

ツアーに参加しているので、今日の朝シドニー入りして、もう市内観光は終えているのです。そして、ホテルから電話をもらったので、これはCityまで会いに行かなくては!と、マイケルの帰りを待った。・・・が、こういう日に限って残業だったマイケル・・・。明日のBBQの買い物までして戻って来た所へ、「はい、出かけます。」と宣言して、用意してあったディナーに手を付けずにCityへとんぼ返り。

ホテルへ着くと、いたいた〜〜!懐かしい顔がシドニーにー。不思議な感じがする〜。彼女たちはメルボルンもかなり満喫して来たらしく、野生のコアラもたくさん見たんだって〜。見所も押させて来たみたいで、良かったわぁ。

とりあえず、マイケルがパブに連れて行ってくれて、エミューのピザやシーフードピザ、超おいしい皮付きポテトのwedgiesなどを頼んでくれて、オーストラリアのビールも飲め、飲め!と勧めて歓迎会。その後は、夜のハーバーブリッジ、オペラハウスを見てから友達をホテルに送り届けて返りました。

28 Jan2008

あ・・・暑いです。頭から水を掛けて欲しい位に暑いのです・・・。もう地元の友達はメルボルンにいるけれど、これは冬からのギャップが激し過ぎるんじゃないかしら。

今日はマイケルの連休最終日。普通にショッピングセンターに行ってジェラートを食べて、お買い物をして、ペットショップを見てから帰って来ました。このペットショップは常に子犬や子猫たちが売られていて、しかも回転が早いのですよ。元気に遊んでいる子たちを見ていると、あぁ、飼いたいなぁとも思うけど、今の所は我慢。

夜はマイケルがBBQをしてくれました。オージービーフが美味しかった☆今週は仕事がてんこ盛りなので、エンジン掛けて頑張るぞー!

27 Jan2008

オーストラリアデーの振り替え休日が月曜日にあるので、マイケルは3連休。思いっきり畑いじりもできていいじゃない〜〜。

つか、ズッキーニ育ち過ぎ!!!この日記から行くと、種を蒔いたのが20日前ですよ!!そこから芽が出てここまで育っちゃうの〜?なんだろうね、この土地の気候に合ってるのかねぇ?こりゃ本当に収穫できちゃいそうです。相変わらずマイケルの区画にだけキノコがたくさん生えていました。

マイケルはネットオーダーで種を買い続けていますよ・・・。「ガラパゴスの野生のトマトを買っちゃった!でも、味はおいしくないんだろうなぁ〜。」って!!「じゃぁ意味ないじゃん!!」と言うと、「これを普通のトマトを掛け合わせれば、きっと丈夫なのが育つはずだ。」って、アンタ本格的過ぎるよ!!!おいしい野菜というよりも、レアなものを基準に買い集めているみたいです。「生物学者になる事も考えてた」って言ってたけど、あれ?ちゅら海水族館では海洋学者になりたかったって言ってなかったっけ?
日本のかぶ、大根、水菜も育ててくれているみたいなので、それは嬉しい!こちらで手に入らない『ごぼう』も育てると言っていたけど(世界でもごぼうを食用にしているのは日本だけだという話!中国では漢方として使われているだけらしいぞ!)単に芝生の上に土を盛っただけの所に(耕していないからね)だいこんやらごぼうが育つと思えないんだけど・・・。しまいには「わさびを育てたい!」なんて言い出したので、わさび田の写真を見せて、畑では育てられない事を説明すると目をキラキラしていました。あ〜〜〜。

26 Jan2008

本日はオーストラリアデー。建国記念日って感じかな。昨年は地元のイベントに行ったけど、やっぱりCityの方が催し物がたくさんあるので、今年はCityに行く事に決定!

いやぁ、City中がお祭りムードに満ちていてワクワク。見た事の無いレトロなバスがたくさん走っていてオオオオ!!!バス博物館にあるものを、特別に1日だけ走られているようでした。2階建てのロンドンバスも見かけたけれど、私たちは可愛いくすんだ色合いの2階建てバスに乗ってみる事にしました!うわ〜い!一番前に座っている団体は、緑と黄色のコスチュームにオーストラリアの旗をヒラヒラさせて、街行く人たちに手を振っていました。いいねぇ〜お祭りだねぇ〜。顔に国旗を描いちゃったりしている人もワラワラ。大きな国旗を肩から掛けてマントみたいにしている人は毎年お約束として見かけます。この光景は日本では考えられないよね〜。顔に大きな日の丸を描いちゃったり、日の丸の旗を肩から掛けて歩いたら、道を開けられちゃうよね・・・。

とにかくとにかくどこもすごい人で一杯なのです。やっぱりライブ会場になっている公園では、シドニーっ子たちが楽しそうに踊っていました。そうだよね〜、そうでなくっちゃ!

私たちはThe Rocksに行って、私のお気に入りのアイリッシュティールームで一休み。ここは土日しか開いていないので、なかなか来られないのですよー。こじんまりしていて可愛いのです。今日は外の席に座ってみました。スコーンは相変わらず美味しかったけど、前に比べるとかなり小さくなっていました・・・。スコーン2個と飲み物で8ドル位。マイケルはアイリッシュ・ソーダ・ブレッドを試していました。私は個人的には外の席より中の席が好き。こじんまりしていて落ち着くのです。もしシドニーに土日お越しの際は・・・。

Tara Tea Room

I33 George Street, The Rocks,
土日に開催されるマーケットの道沿い
Irish Design Shop の奥にひっそりあります


夜は花火があるというので、それまでダラダラと時間をつぶして、私の大好きな日本レストランで夜ご飯を食べてから、いざ花火会場へ!ほら、暗くなるのが夜9時位なので、花火のスタートも遅いんですよ〜〜〜。って、なんだ〜〜〜この人は〜〜〜!!こんなにオーストラリアに人が住んでいたのか!?という位に人で埋め尽くされていました。ヒャー!

ええ、それはそれは素敵でした。待った甲斐があった〜〜。やっぱり音楽と一緒に打ち上げるスタイルだから、派手さや物語があってこれはこれで良いもんだなぁ〜〜。

23 Jan2008

モリモリ仕事しております〜。ただ、家から出ないので、マイケルとしか話していない日々・・・。腰がなかなか良くならないのは、運動不足のせいもあるという事で、マイケルコーチのもと、毎晩腕立てと腹筋を始めました。って言っても、無理の無い位の回数なんだけどね・・・。私の中のヨガブームも去ってしまっていたけど、また復活させるか!!

今夜は夜ご飯を食べた後で、「あ〜、アイスクリームが食べたい気分だな〜。」と言ったら、じゃぁ食べに行こう!と、車でショッピングセンターまで連れて行ってくれた。2人でジェラートを食べた後で、クリスピークリームにてコーヒー。あぁ、やっぱりここのコーヒーが量といい、味といい好きだなぁ。ちゃんとスタバとかと同じ方法で作ってくれて、美味しいんだな。ポイントカードも貯まって来ちゃった。

来週は日本から地元の友達が来るので、とっても楽しみ!!メルボルンのペンギンツアーなどもセットになったツアーで来てくれるのだ。絶対その方がいいよ〜。だって、個人旅行で計画するより、おかしな位ツアーの方が安上がりなんだもん!オーストラリアの魅力は自然と動物だと思うから、メルボルンも思いっきり楽しんで来てもらいたいなぁ。食いしん坊チームとしては、あれも食べて欲しい!これも食べて行って欲しい!なんて色々計画を練っております。寒い日本から一気に夏だからねぇ。友達はビーチにも行ってセレブ焼けしたい!なんて言ってたけど、今年の夏はおかしい位に涼しいんだよね。まぁ、泳がないまでも、ビーチでのんびりしてもらいましょう。
あ、後で知った事ですが、私たちが砂漠に行った日は、ビクトリア州で観測史上最高気温だったそうです・・・。そりゃ誰もいないわな。納得。

22 Jan2008

後輩から海を渡って届いたカード。キャー!シロクマが立ってる!!つか、メッセージはどこに書いてあるんだ!?と思ったら、胴体の外側にありました。先輩にいつも元気をもらってます、なんて。私こそ、このカードから元気をもらったよー。ありがとー。

後ろに写っているのは、なんと芳香剤です。その辺のスーパーで売っていたものなのですが、芳香剤っぽくなくて可愛い。

最近はにわか雨が降る事が多いので、雨上がりにユーカリの良い匂いが家にも届きます。これがまた深呼吸したくなる位に良い香りなのです。フワ〜。贅沢だ〜。

20 Jan2008

マイケルが「何故か僕の畑だけにキノコが生えているから見せたい!!」と言うので、畑に一緒に付いて行く事にした。すると、この間耕し作業をさせられた(途中からは私の意志だったけど)中国人のおばちゃんがいた。麦わら帽子にノースリーブに短パン。本格的である。マイケルの畑には確かにキノコがたくさん生えていた。オバちゃんも見に来たけれど、反応薄し。まぁ、食べれないしね・・・。

マイケルの区画の種は一斉に芽を出し始めていた!!ズッキーニの成長が著しい!しかも、スーパーから買って来たトマトから取った種からも芽が出て来た〜〜〜!!そうなんだね、そういうものなんだね。野菜って作ろうと思えば、普段食べているものから取り出して、環境を整えてあげれば、素直に芽を出してくれるんだね・・・。なんだか感動してしまいました。今日は『みんなのスペース』に植えてあるオクラが、誰も穫らないで大きく育っていたので、3つ頂きました。何て立派で美しいのだろうか!!オクラだよ!オクラが収穫できちゃうんだよ〜〜。

その後は、2人で畑に群がる虫たちをしばらく観察してから帰りました。何だろなぁ。こんな風に野菜って育てられて、自分が普段買っているクオリティのものが収穫できちゃうものなんだなぁ。

マイケルは夕方に日が沈んでから、雨の中をまた農作業に出て行きました。ずぶ濡れ、泥まみれで、でも満足げに帰って来たマイケルの顔は、もう農夫そのものでした。本当に良かったねぇ、畑のスペースをもらえて・・・。例のおばさんからは、また耕し&木を植える手伝いをさせられそうになったらしいけど、今回は断ったそうだ。マイケルは頼みやすいタイプだもんなぁ。他の中国人のおばちゃんたちからも良く話し掛けられるらしく(このコミュニティガーデンは8割位が中国人)、「それはもう今から植えても遅い。」とか、「そんなやり方じゃ育たない。」など、色々言われているらしい。畑の事ばかりでなく、「どうして中国人の両親を持っているのに中国語が話せないんだ(家の息子は話せるのに)。」などなど。まぁ、マイケルは笑顔でNOと言えるタイプなので、「人それぞれですから。」「僕には僕のやり方でやってみますから。」などと交わしながら上手くやっているらしい。さすがである。その代わり、きゅうりを一本、トマトを数個などもらって来てくれるので、食卓に新鮮な野菜が並んで嬉しい&ありがたいのだ。

19 Jan2008

そして、今日はブリンダの誕生日会第二弾、友達とのパーティに参加して来ました。バーで行われたのですが、立ち飲み形式で、最終的には50人以上集まったのではないでしょうか。友達はみんな白人だというのは聞いていましたが、本当にそうだった〜〜!このシドニーにいて、ブリンダのようにアジアをバッググラウンドに持つオーストラリア人の友達が1人もいないというのは、逆に珍しい事だなぁ、と思ってしまいました。

この間クリスマスに来た人とは別で、ブリンダの彼氏のお兄さんがアイルランドから来ていた!もうすごいなぁ、これもまた。ブリンダカップルは一緒に暮らしていて、そこに泊まりに来ているのだ。この間の弟とは感じが違くて、ボソボソジョークを言うようなフレンドリーなお兄さんで、個人的に好きなタイプでした。こうして写真で見ると、両脇の2人、黒いなぁ〜。

基本的にパブでは立ち飲みな訳で、こうして2時間も3時間も、よくみんな疲れないで立っていられるなぁ〜と単純に不思議に思ってしまう私です。
フレンドリーなポーランドの女性がいて、その人とマイケルと3人で盛り上がりました。旅の話やガーデニングの話、エコの話などなど。やっぱり、感覚の似ている人は、言葉が足りなくても分かってくれるからいいなぁ。結局そこが重要なんだよね。ブリンダの親友の女性も、すごく柔らかいオーラが出ていて大好き。

3時間立ちっぱなしでさすがに疲れたので、私たちは帰る事にしました。あのパーティは何時まで続いたのだろうか・・・・。

18 Jan2008

マイケルの妹、ブリンダが30歳の誕生日を迎えるという事で、今日は家族と第一弾の誕生日会。なんでも、こっちでは30歳の誕生日はとても大きな事で、本人(ここポイント)がパーティを企画して、みんなを招待するんだそうだ。そして、今回選ばれたのは、こっちで人気のある『鉄板焼き屋』。一度このスタイルのお店に来てみたかった!予約を入れてくれていたその名も『真珠』というお店。店内は日本風に装飾されているけど、やはりここも中国人経営でした。で、こっちの鉄板焼きスタイルは、普通にシーフードや肉を焼いてくれる他に、卵焼きを手裏剣のようにへらを使って投げるのを受け止めたり、チャーハンの入ったお椀を受け止めたりするのがメインイベントだったりする訳です。そりゃぁもう、床が卵だらけ、米だらけの惨劇で終わる訳で・・・。マイケルのお母さんは、何故か背中にまで卵が入っていて笑えました。お父さんが、「エミ、これって日本式なの?」と聞いて来たので、「違うよ〜〜!!」と即座に大否定。楽しかったけど、これが日本式だと思われてるのもなぁ。

鉄板焼きの後はカラオケ。これで家族カラオケは2回目となりました。(ブリンダカップルとは日本でも行ったけど)あのね、もうね、悪いけど、みんな音痴にも程がある。全曲がラップ調なのですな。本人達も分かってるみたいで笑っちゃっている訳なんだけれども。何度も行けば慣れて来るのかなぁ。テンポに遅れるのはお約束としても、えっと、メロディって知ってます?って感じ。ブリンダなんてピアノは上手なのになぁ。それとこれとは別なんだろうか・・・。

17 Jan2008

このつぶやきを読んでいる皆さんは、恐らく捕鯨問題については『どうでも良いよ〜』と思っている人がほとんどなんじゃないかなぁ、と思うのですが、ちょっと反応があったので、また書いちゃいます。お付き合い下さいませ。

この問題が気になり始めた頃は、マイケルとも毎日のように議論をして、普段ケンカをしない私たちが、捕鯨問題で険悪なムードになったりしていました(私が一方的に不機嫌になっていたような気がするけど・・・)。

この件に関して関心のある人達が議論している掲示板も色々覗きましたが、やっぱりどうしても感情的になっている意見が多いし、日本人が少しでも反捕鯨に片寄った意見をすると、非国民扱いで叩かれまくっているのも見ました。欧米の意見に負けて、日本の伝統を簡単に捨てるのか!とか。私は、「鯨の肉が大好きなので、食べられなくなると寂しい。だから捕鯨を続けて欲しい。」なんて意見があったら、ストレートで説得力があるのになぁ。と思っちゃいました。
日本の大使館の前で抗議デモをしているクジラ愛好家のオーストラリア人たちも、納得の行く説明が欲しいって言ってるんだよね。『科学調査』で殺さなくては行けない理由は、非致死的調査で得られるデータは限られていて、クジラの年齢を調べるためには耳垢栓を採取する必要があるから、と捕鯨協会のサイトでは説明されていて、そのために殺した鯨の肉を無駄にせず、食用にしているんだと。反捕鯨の人達の意見としては、結局それは言い訳にしか過ぎず、結局年間約40億の売り上げを得て、次の年の調査捕鯨費用に充てている。現在の調査捕鯨は、国際捕鯨協会で容認されたものだけれど、非致死的調査か、もしくは取りやめを毎年のように勧告されているんだと。でも、非致死的調査にしてしまったら、肉が売れなくて費用が調達できない現状。調べれば調べる程、日本の主張が海外に疑問を持たれても仕方ないのかもなぁ、と思って来てしまいました。

ここでマイケルの意見。『食べたいから獲りたいんだったら、そう言えばいい。変にゴニョゴニョ濁そうとするから反発に遭うんだ。』

それから、オーストラリアがここまで怒っている理由の一つに、日本が調査捕鯨をしている南極の海域は、オーストラリアの水域だと主張しているから、というのもあるの。でも、国際的には、南極はどの国にも属さないとされているので、これはおかしな主張なんだけどね。

鯨の中には絶滅に瀕していなくて、小魚を大量に食べてしまい、逆に増え過ぎて生態系を崩しかねない種がいると言われている事はオーストラリア人に伝わっていない事も問題だと思った。マイケルにもそれを伝えると納得していた。絶滅に瀕しているクジラを日本が狙い続けているように報道されているからね〜〜〜。

ただ、とにかく、この問題を通じて、捕鯨問題から逸れて単になじり合っている日本人とオーストラリア人とのやり取りを見て心が痛んだし、怖さを感じました。私もマイケルに対して感情的になって、「たかが200年ちょっとの国の国民に、伝統の重さなんて理解できないんだ!」なんて言っちゃったし。そう、文化も歴史も違うから、理解してもらう事は難しいよね。でも、個人単位で話せば、聞いてくれる人が多い国民性だとも思う。だから私は、もし捕鯨について聞いてくるオーストラリア人がいたら、感情的にならないように日本側の主張を伝えて、できる限り説明しようと思う。そのために、もっと色々勉強をして、英語力も伸ばさないといけないな。

メディアの怖さも感じたし、人は感情的になると恐ろしい暴言を吐いたりするものだな、と、それに対しても恐ろしさを感じました。特に匿名性のあるネット上だとね・・・。『お前の母ちゃんデベソ!』じゃないけど、それ、関係ないじゃん!って事まで出て来たりさ。こりゃ、いつまで経っても世界から戦争は無くならないな、と思わずにはいられませんでした。

16 Jan2008

近所のカフェでスペイン風のタパスナイトを始めたという情報を得て、マイケルが連れて行ってくれました。日本の居酒屋みたいに、小さな料理をたくさん注文して食べながら飲む、というスタイル。サングリアを飲みながら色々と頼んで、楽しいディナーでした。こうして平日にもたまに連れ出してくれて、ご飯の支度から解放してくれて、本当に良い旦那だと感謝しています。別にご飯を作るのが嫌な訳じゃないけどね。

この国はチップ制は基本的にはないので、普段は置かないのですが、マイケルが『店員さんのサービスが良かったし、地元のお店で頑張って欲しいし』という事で、チップを置いてお店を出ました。うん、どれも美味しかったなぁ〜。話していた内容は、どんどんローンの利率が上がっているので、借り換えをした方が良いかもしれない、なんていう現実的なものだったのですが・・・。アハハ。ニュースでは、現在のシドニーの生活に必要な費用は、人々にとってunaffordable(まかないきれない)状況になって来ていると言われています。ここは共働きとして頑張って乗り切るぜい!!

15 Jan2008

えっと、残念ながらまだまだ捕鯨のニュースは毎日目にします。
ノルウェーだって日本には及ばないまでも、かなりの量の鯨を獲っているのに、ノルウェーのノの字も出て来ない。だから、日本人からは、『単なるグリーンピースの寄付金集めに利用されてるだけだ』とか、『新政党の人気集めに使われてる』やら、はたまた『単なる白人優越主義による人種差別だ。あんたらだって、愛らしいカンガルーを害獣として駆除したり、食べたりするじゃないか!』なんて声が出ている訳です。どうしても非難されると、自分たちを守るために被害者意識を持ったり、相手の弱点を探して攻撃し返したくなるのが人間というものですが、ちょっと待てよと。
まぁ、ここまで話がこじれたのには、今年日本がザトウクジラを『調査』のために50頭を獲るとリストに加えた事らしい。ザトウクジラはホエールウォッチングで人気のクジラで、世界でも数が少なくなっているのに、どうして『調査』のために希少なクジラを殺さなくちゃいけないのか、と。『で、結局食べちゃうんでしょ?私たちの愛するクジラを!』と、大攻撃を受ける引き金になっちゃったみたいね。私は『じゃぁ、日本人を調査のために捕まえて殺してもいいのか』という文章をどこかで目にした時には恐ろしくなりましたよ。ちなみに、日本はザトウクジラは獲らないという事で合意して、他のクジラの調査は予定通りに行っているみたいです。まぁ、結局食用になってる訳ですが。だって、中立な立場から見ても、調査のために1年に900頭のクジラを獲るというのは、不自然だよな・・・。日本が『科学調査』として捕鯨を続けている訳は、大前提として国際捕鯨委員会から商業捕鯨を停止させられているからだそうで。つまり、元々捕鯨を絶滅させない程度に続けて行きましょうと発足された機関から停止を命じられているという事は、国際的に『反捕鯨』の方向性だというのは明らかなんだな。ノルウェーは上手に『クジラはどうしても必要な食料である事、ミンククジラはたくさん生息してあり、絶滅は考えられない事、絶滅させないように気をつけて獲って行く事』を世界に発表していると思う。実際は日本にも大量に輸出しているようですが。こういう点で日本は下手なのかなぁ。ただの頑固者、嘘つき、みたいな扱いになっている事は、日本人として大変心の痛い所です。
日本人で『世界がどう思おうと関係ないのだ!どうしても鯨が食べたい!食べたいのだ!!』と主張する人が一体どれくらい存在するんだろうか。これだけ加熱した反捕鯨のニュースは日本ではほとんど取り上げられてないものね。
最近のトップニュースは、日本の捕鯨船に2人の活動家が乗り込んで、『人質になっている』というものでしたからね。同じ事件でも、日本では『危険な液体をまいたり、スクリューにロープを投げて船を止めさせようとしたりしたので保護した』となっているのに対して、こっちでは『抗議文を渡そうとした所、ロープで縛り上げられ、凍える気温の中、マストに固定されて放置された』って事になってるし・・・。あれ?シャワー付きの部屋と食事が与えられたって日本のニュースでは見ましたが・・・。身柄が引き渡された時のニュースでは、活動家のお母さんが映って、「あぁ、もう早く抱きしめてあげたいです!」と誇らし気に言ってたし・・・。同じニュースでも、伝え方によってこうも違うのか、と。メディアの力を恐ろしく感じました。私たちはその場にいる訳じゃないから、テレビのニュースや新聞からしか情報を得る事ができないものね。情報は操作されているんだ、そのまま鵜呑みにして感情的になってはいけないな、と思わされる一件でした。そして、その裏には様々な思惑や利害関係が隠れているのも事実なんだな、と。

13 Jan2008

今日は買い物をしたりしながらブラブラ。またまた本屋に併設されたカフェに行って、雑誌をたくさん読んで来ました。

その後は、しばらく使っていなかったジムに行って汗を流しましたよ〜。私の腰も、運動している時は大丈夫なんだよね。私たちの家のコンプレックスで持っているジムは、小さいながらも必要なマシンは揃っているし、サウナもプールもジャグジーもあるので、もっと使うべきなんだよな・・・。あぁ、スッキリ。

夜はベトナム料理を食べに外出!もうね、「もうキッチンを閉める時間だから、早くオーダーしてね。」と、嫌々メニューを渡されたり、お会計をして出て行く時にThank Youもないのには驚くわ〜。店員とお客がイコールなのは理解できて来てたけど、たまにお客の方が下なのではないかと思いたくなる事があるんだよな・・・。今日も、あからさまに『キッチンを閉める時間だったのに食べさせてあげた』っていう態度だったもんね・・・。
私がいつも通っている八百屋さんも、雇われている店員が中国人の若い女性たちで、一言も発さないんだわ。値段も言ってくれないので、毎回レジを覗き込んでお金を払っている位なの。こっちがThank Youって言っちゃう勢い。北京で通っていたスーパーの方がよっぽど感じが良かったよなぁ。それでも、新鮮な国産の野菜を売っているので、行ってしまうのですが。

12 Jan2008

今日はパンケーキが食べたい気分だったので、適当に焼いて2人で食べた。ハチミツが美味しい。前に友達にオーストラリアのハチミツをお土産に買って行ったら、とっても好評だったんだよなぁ。確かに色んな種類があるし、こっちに来てから私も食べる機会が増えたかもしれない。

マイケルが畑の肥料を買いたいというので、一緒に付いて行く事にした。近所の素敵な園芸センターを見てまわっている内にお腹が空いて来たので、カフェで休む事にしました。日本でアイスコーヒーって言うと、何も入っていないブラックが運ばれて来て、ミルクとガムシロはお好みで、って感じじゃない?でも、こっちで『Iced Coffee』を頼むと、驚く事にミルクの入ったコーヒーにバニラアイスクリームが入って、そこにホイップクリームが乗って来ます。コーヒー自体は甘くないので、アイスクリームの甘さだけで飲めるので、これがまた美味しいのですよ〜。今日も暑かったので、2人でこれを飲みました。マイケルは他の人が食べていたフィッシュ&チップスが美味しそうだ〜と言っていたので、それも頼んでみる事にしました。フィッシュ&チップスで22ドル!?という感じでしたが、魚は鯛を使っていて、これがまた激ウマ!!満足満足でした。

マイケルは色々な種類の肥料を買っていて、何とそれには新鮮な牛の糞まで・・・。えっと、それがまた、殺人級の臭いでして・・・。マイケルがカートに乗せてそれを運んでいる時も、少しでもマイケルの後ろに行くと、臭いで死にそうだったので、一生懸命前方を死守して歩きましたよ・・・。

車に乗って運んでいる時も、常に窓から顔を出して外の空気を吸って・・・。いやぁ、あれだね。野菜作りに動物の糞はかかせない肥料だなんていう事も、こうして身をもって知る事になるとは・・・。

そして、畑に行って肥料の袋を置いた後、コミュニティガーデンの中でも『みんなのスペース』となっている所に植えてある小さなトマトを2つ収穫して来ました。さすがに人の区画からは野菜を獲るのは気が引けるけど、『みんなのスペース』ならまだね〜。

10 Jan2008

今日はCityで友達と約束があったので、またまた紀伊国屋のカフェに入って、ダラダラと話し込んで来ました。彼女の家にはこれからも遊びに行くと思うので、大家さんにも日本からの小さなお土産を渡したら、とっても喜んでくれたらしい!そして、お返しにとショートブレッドを頂いてしまいました。嬉しい〜。

夕方にマイケルと合流して、カフェで軽くご飯を食べてから帰って来ました。マイケルが車を停めている近くの家にいるネコ〜!ここを通る度にいないかな〜?と覗き込んでいるのですが、今日はいました〜〜。あう〜可愛い〜。特にこの薄グレーの入ったネコがフレンドリーなのです。マイケルが段々ネコに興味を持ち始めたみたいなので、それも嬉しい。マイケルのお母さんから、重度のネコアレルギーだからと言われていて、今まで触った事もなかったみたい。ほえー。本当にアレルギーなのかぁ・・・。誠に疑わしいです。

私の腰は相変わらず鈍痛を抱えておりますです。

07 Jan2008

日本食に飢えていたので、今日はコテコテに肉じゃがを作って、ご飯には日本から持って来たしらすまで乗せちゃいましたよ。味噌汁も恋しかった〜〜〜。それを食べながらも、マイケルがソワソワしている。食べ終わるや否や、「畑を見せたいから行こう!!」と言い出した。

今はサマータイムなのもあって、夜の9時位まで明るいので、夜ご飯を食べ終わった後でも十分に畑仕事が出来ちゃう訳ですな。

おお〜〜!マイケルがくじで当てた区画は、他の人に比べてとっても大きい!ラッキーだねぇ。マイケルはネットで調べたやり方で、耕さずに雑草を無くして肥えた土を作っているらしい。私は良く分からないけど・・・。私はまず、こんな芝生の野原を掘り起こしただけで野菜が出来てしまっている事にまず驚いたけどね・・・。他の人達はもうすでにズッキーニやらトマトやらとうもろこしやらを収穫しちゃっているんですよ。マイケルもさっそくズッキーニを植えたらしいです。もうね、どんな大農場を経営するんだ、って程に色んな野菜の種を買いまくっています。ここはみんなのコミュニティ・ガーデンだから、出来た野菜はみんなで分け合うんだって。他の人の区画の野菜も持って行って良いし、もちろんマイケルの区画の野菜も持って行かれちゃう訳だ。共産主義?

そして帰ろうとすると、隣の区画の中国人のオバさんがやって来て、マイケルにどうしたら良いか聞いていた。・・・って、何だかいつの間にか私たちが鍬を持たされて、耕してあげる事になってるんだけど〜?私は生まれて初めて鍬という物を持ったわよ。が!これが意外にも楽しい。私の鍬は激重だったんだけど、これには理由があって、その方が振り下ろした時に深く入って掘り起こしやすいんだね。私がせっせと耕していると、マイケルが「ほら、江美、疲れたら止めていいんだよ。ほら、腰・・・。」と忠告してくれたにも関わらず、中途半端に終わらせるのが嫌だったので、そのまま続けてしまい・・・。まんまと・・・腰をやってしまいました。鍬に苦し気にもたれている私を見て、オバさんは「今夜はマッサージが必要だわね〜。」だって・・・。お、お・・・。

05-06 Jan2008

7日はお客さんの仕事始めなので、それまでに終わらせておきたい仕事をず〜〜〜〜っと部屋にこもってこなしております。昨日今日と、椅子に座りっぱなしで集中していたら、な、なんと持病の腰痛が再発の予感。腰の付け根に鈍痛・・・。やっぱりたまに休んで体操したりしないといけないね〜〜。どうしてもデザイン作業をしていると、楽しくて没頭してしまって、あっという間に何時間も経ってしまうんだよなぁ・・・。そんな訳で、今日は中断して、マカダミアナッツを割って休息を取りました。

マイケルは、近所に見つけたコミュニティ・ガーデンの集まりに参加しに行っていました。ここは、近所の大学が所有している土地なんだけれど、地域の人達に開放して、自由に畑を作れるようになっているの。畑を持つのはマイケルの大きな夢だったからね〜〜。そりゃぁもう、大興奮で帰って来ましたよ。早速自分の与えられたスペースに何かをして来たらしいです。この畑はオーガニック主義で、ミミズの入った大きな箱があって、そこに家庭から出た生ゴミを入れて肥料を作るんだってさ。これで我が家からは生ゴミが消える事になりそう。オーストラリアってゴミを燃やさないんだよね。96%が埋め立てで、1%などが焼却など、そしてわずか3%しかリサイクルされていないらしい。ビックリですよ。しかも、缶やビンを普通のゴミと混ぜて捨てちゃう人が多いのだ。一応リサイクルのゴミ箱もあるので、私は細かく分けているんだけどね。マイケルも私と暮らし始める前は全てひとつにまとめて埋め立て行きにしていたらしい!コラー!!いくら土地が余っているとは言え、いつかは限りが来るでしょー。

04 Jan2008

やっぱりベッドではぐっすり眠れるので、疲れも吹っ飛んでスッキリ!!

いざ、出発!!が、いきなりマイケルが地図を読み間違えて変てこな街へ・・・。この間のNarranderaよりも更に小さな街で、お店も数件しかない。まぁ、とりあえずランチでもしようか、と車を停めた。そして外に出ると、隣の車の荷台に・・・羊。牧羊犬2匹と一緒に繋がれていました。もうね、予想外だったのでヒイッ!と言ってしまいました。

小さなカフェがあったので入ってみると!!これがまたとっても素敵。感じの良い素敵な女性が色々と説明をしてくれた。なんでも、彼女はVienna(ウィーン)式のコーヒーにこだわって、オーガニックのコーヒー豆を自分で煎ってるらしい。私がスコーンを注文したら、なんと大きなジャムの瓶を4つ持って来てくれたのだ。お好きなのをどうぞ、って事でしょ〜。素敵。とっても落ち着く雰囲気で、こんなカフェを見つける事ができてさ。旅は道に迷ってみるものだね。
ご飯を食べ終わると、フレンドリーな女性は、是非2階も見て行けと言う。なんでも、この建物を買ったのは随分前の事で、ただの古い建物だったのだけれど、今はこれがまた『新しい』とされる時代になって来てラッキーなのよね、と。2階は宿泊できるようになっていて、一部屋ごとに違う地名が付いているの。旅行が好きだから、その土地その土地で少しずつひらめきを得て、部屋のデコレーションを続けているんだって。何て素敵なのかしら〜。ゲストハウスを経営したいのは、私の長年の密かな夢なので、あぁ〜良いなぁ〜!とまた奥で眠っていた情熱に火が付いてしまいました。こんな風にゲストハウスとカフェを同じ建物でできたら最高だよなぁ〜。

裏庭にいた犬二匹とネコ一匹と戯れた後、街を少し歩き回ってから、また出発!ちょっとCanberraの美術館に立ち寄る。色々な国の国立美術館に行ってみたけど、観覧料が無料な事にいつも驚いてしまう。この美術館も無料ながら、ピカソの作品もたくさんあって嬉しい。あ、あの作品好きだなぁ、と思うとピカソなんだもん。なんだかちょっとクスッとなってしまう感じが好き。パリのピカソ美術館は本当に楽しかった!絵よりも立体物がまたユニークで素敵だったなぁ。また行きたいなぁ。

美術館を後にして、街の中でランチをしてから、今日はCanberraで一泊せずにシドニーまで一気に帰る事に決定!!暮れ行く空を見ながら、ブブブブブーーンと帰りました。マイケルの長年のこの愛車はダイハツです。何とまぁ、丈夫で長持ちなのでしょうか・・・。色々と思い出が詰まっているらしく、まさに『愛車』と言った感じ。さんざん周りからは「買い替えたら?」と言われているけど、全然そんな気はないみたいだ。

夜10時近くにシドニーの我が家に到着!!なんだか家が広く感じる・・・。家があるという事は本当に幸せな事だなぁ。水に対する考え方も少し変わりました。飲めるクオリティのものをシャワーで浴びたり、洗濯で使っている訳だからね。内陸の干ばつが深刻な地域では、一滴一滴が貴重だと言っていたしさ。日々の生活でそれを忘れずに過ごして行きたいと思います。

本日の総走行距離600km

03 Jan2008

なんとこの街Narranderaには、野生のコアラがいるらしいのです。これは見に行くしかないでしょ!という訳で、インフォメーションセンターで情報を仕入れて、いざ!!ユーカリの森を進んで行くと・・・いましたよ!!!しかも、車道のすぐ脇に!!キャーーー!!!喜んで近付いて行くと、あっちは迷惑顔。そりゃそうだ。なので、微妙な距離感を保ちつつ、じっくり見て来ました。更に車をゆっくり走らせて森の奥に進んで行くと、またマイケルが一匹発見!!今度のは更に迷惑顔で、どんどん上に登って隠れてしまいました。すまんよぉー。で、感想としては、動物園のコアラとは違って、これまた野性味溢れて、顔もちょっと険しくて毛もボハボハだし、あのほんわか感はありませんでした。が!とても満足!色んな動物が暮らしていて、良い国だな。

マイケルが行きたがっていた魚の研究所のような所へ行くと、係のオバさんが付きっきりで色々と説明してくれた。また魚や、それを取り巻く環境に少し詳しくなってしまった・・・。

Narranderaを後にして、オーストラリア内陸では最大の都市Wagga Waggaに到着。ショッピングセンターなんてものすごく久しぶりに見たような気がする・・・。グラス美術館を見たり、ランチを食べた後にガソリンを入れに行くと、『ガソリンありません』の張り紙。え〜?マイケルが係の人に聞きに行くと、売り切れとの事。オイルショックかよ!!そこで思い出したけど、オーストラリアって、ホリデーシーズンや週末にガソリンの値段を上げるんだよね。それって何だか納得行かないんだよなぁ〜。

今日もモーテルに泊まる事にしました。なんだかレトロな感じで可愛かったなぁ。またまたテレビの衛星チャンネルを遅くまで楽しみましたとさ。

本日の総走行距離137km

02 Jan2008

さてさて、目的は達成したので、ここからはシドニーに戻って行きます!!同じ道ではつまらないので、ちょっと違うルートで帰る事に決定!!

この道はマイケルも初めて通ったと言っていましたが、とにかくとにかく左右に何もない!!たまーーーに、乾いた大地に野生のエミューが走っていたりするのです。サバンナかよ!!野生のエミューは初めて見ましたが、けっこう大きい。

そしてそして、マイケルが魚の保護センター(?)みたいな所を見たいというので、今夜はNarranderaというマイナーな小さな街で一泊してみる事にしました。砂漠に行って達成感もあり、テントもおかしな事になっていたので、自然な流れでどこかに泊まる事になった私たち。日本でモーテルと言うとちょっといかがわしい匂いがするけど、こっちではむしろファミリー向けという感じ。プールがあったりするのです。私はずーーーっとモーテルというものに泊まってみたかったので大喜び。アメリカの映画で見るじゃない?殺人が起きる舞台だったりしてさ。なーんて私のイメージもすっかり覆される位の明るい雰囲気でした。オーナーのオジさんも陽気な人でさ。もうね、私たちはまず扉があって、ソファがあって、クーラーが効いてて、専用のシャワーがあって、その上ベッドで眠れる・・・というそれだけで幸せを感じていて、そんな自分たちにビックリ。普段、どれだけ恵まれた生活をしているか、改めて考えて感謝できる良い機会になったね、と話しました。

街をブラブラ歩いていると、小さな男の子が挨拶をして来たりして、それにもビックリ!スーパーでもレジの人とお客さんがプライベートな内容を話し込んでるし。田舎なんだなぁ〜。この街はあたたかい感じがする。何となく今まで訪れた街とは何かが違うのです。それはマイケルも感じていたみたいです。

この旅は外食が多くて、すっかり野菜不足になっていたので、今日は野菜をモリモリ食べるデーにしよう!と、スーパーで野菜を買い込んで、シャワールームで料理をする事にしました。たらこパスタ付き。写真ではてんこ盛りに見えるなぁ。マイケルはその夕食をものすごく喜んで食べてくれて良かったです。更に、お酒も買って来たので、ゆっくりと久しぶりのテレビ観賞を楽しみました。有名な入れ墨アーティストに密着した番組を見ていて、マイケルが「僕も入れてみたいなぁ〜。」なんて言っているので、額に書いてあげました。

本日の総走行距離490km

01 Jan2008

早朝、鳥たちの声で起床。マイケルを起こして(大のカモ好きなので)2人でエサをやりながら元旦の朝を迎えました。半分壊れかけたテントでの年越しなんて、ある意味貴重ですな。

昨日オレンジワールドで頂いたオレンジを切って、シリアルとミルクティーで朝食。もうこのスタイルにも慣れて来ました。オレンジがこれまたジューシーで美味!!

今日はMungo National Parkまでドライブ!ここは街から離れている上に砂漠なので、マイケルが万が一のためにと、ポリタンクにたっぷり水を入れて積んでいました。マイケルは1人で砂漠でキャンプをした経験もある人だからね。砂漠で車が動かなくなって、水も食料も無く亡くなる人もいるらしいので、そこは慎重に。って言っても、世界遺産の場所なんだし、車が数日通らない事なんて無いでしょ?と思っていた私。それは甘かったと後で思い知るのでした・・・。

まずね、街から110kmも離れている訳ですね。その公園が!!そしてそして、ひたすら暑い!当たり前ですが・・・。マイケルの発案で濡れタオルを車内に置いてみたものの・・・今度は蒸し暑い。アハハハ。たっぷり凍らせた水も、みるみる私たちの体内に消えて行く・・・。こんなに水道水が美味しいと思った事があるだろうか!!結局ソフトドリンクを飲んでも、甘さで更に喉が渇くのだ!!水!それも水道水で十分なのです。確実に毎日何リットルも水を飲んでいるのに、変な話トイレに行きたくならないのですよ。もう、体から水蒸気がシュパーッと出ている感じ?新陳代謝が良くなってお肌に良さそう、なんて考える私。サウナに入りっぱなしって感じですからね。

途中から舗装されていない道路になり、ガタガタデコボコ道に・・・。本当に世界遺産への道なのか!?そこをひたすらひたすら進んで行く。しかも、全く車は走っていないのだ!!何故!?

やっと公園の看板を見つけ、事務所があったので、そこに行ってみるも、誰もいない・・・。国立公園なので、入場料を払うのは知っていたけど、封筒にお金を入れてポストにポン。というシステム。誰もいない〜!寂しい〜〜〜。
クーラーの効いた資料館があったので、そこで少し休んで涼んでみる(ここも誰もいない)。少し離れた所にある羊の毛を刈っていた施設(有名らしい)の下には、野生のカンガルー達が涼んでいた。カンガルーたちも、何だか乾き切って、増々野性味溢れる感じ。ピクリとも動かず、こっちの様子をじーっと伺っていた。

私たちはとりあえず一番近い所まで車で行って見てみよう、という事で更にブーン。ここは何が有名って、氷河期時代に暮らしていたと思われる人類の骨が出た所で、オーストラリア大陸に人類が暮らし始めた4万5千年前〜6万年前の遺跡らしいのです。なんと、推定2mの人が時速20kmで走っていた足跡まで見つかっているらしい!

遺跡に着いた時点で、もう外は焼け付くような暑さ。マイケルが濡れタオルを被って行こうと言うので、私も真似してみる事にした。確かに全く暑くない!が!!ハエの大襲撃〜〜!!どうしてこんな乾いた土地にこんなにいるの〜!?あっちも必死ですよ。待ってました!!と言わんばかりに私たちに襲いかかって来ました。なので、サクサクと歩き回って、あまり遠くまでは行かずに車に戻る事にしましたよ。

お腹が空いたので、ピクニックエリアでコンロを出してラーメンを作る事に。元旦のランチは、日本の『とんこつラーメン』でした。アハハハ。またワカメを入れてね。それしかないし・・・。
とにかくハエがすごいので、資料館に駆け込んで、そこの椅子を拝借して食べました。これは後々笑える思い出になりそうだ。

街に戻って、またまたプールに行ってしまいました!このプールがまた、『今日は暑いので9時まで営業』とか、『今日は7時45分まで』とか、適当な営業時間なのが笑える。
私は、砂漠を歩いていた時にタオルからはみ出ていた腕に発疹が出てしまいました。痒い・・・。あれですよ、SPF50の日焼け止めを塗ってもこれなんですよ・・・。毎日一日何度も塗っているのに・・・。もうコンガリです。

今夜は、昨日も行ったイタリアンに行って、マイケルは大きなステーキを嬉しそうに食べていました。この街のレストランはサービスがとっても良くて素敵。

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