2006.07.31

今日はゆるりと仕事をしたり、日本からのカメラムック本へのインタビューに答えたり。同時期に面白そうな写真の仕事のお話も頂いたりして、住む所が変わっても、違った形で写真を通じて日本と繋がって行かれるのが楽しい。前に『じゃらん』に旅とカメラについてのエッセイを書いた時は、なんだか新しい興奮が(?)あった。ああいう話をもらえると嬉しいんだけどな〜、なんて。文章を書く事は、写真を撮る事よりもじっくりと時間を掛けて自分と向き合う作業なので、違った面白みがあるのです。
前に比べて、ブログも簡単に持てる時代になって、カメラはより身近になってるんだろうな。携帯カメラも普及したしね〜。写真をもっと楽しもう!みたいな雑誌や本って一昔前にはなかったもんなぁ。

グレープも好きなのね!


2006.07.30

ホテルで9時間ガッツリと眠ってから、キャンベラ探索へ!まずは私のリクエストでパンケーキレストランへ。ここはアメリカのチェーン店らしい。来ました来ました、揚げ物とか粉を使ったこの茶色い食事!カナダのレストランを思い出しました。こんなの毎日食べたらいけないけど、たまにならね!ウマウマでした。
マイケルはお父さんの仕事の関係で7年間キャンベラに住んでいた事があるらしく、その古い家を見に行く事にした。そこでマイケルの従姉妹夫婦と待ち合わせ。この間の結婚式にも来てくれた人なのです。この従姉妹は4人姉妹で、みんな腕白だったらしく、良く小さい頃はおもちゃを破壊されたなんて話がとても楽しい。オージーの旦那さんもあまり多くは語らず、口を開けば面白いっていうタイプで良い感じ。みんなでお茶をしている時に、"マイケルが結婚するって聞いた時は驚いたわよ!ゲイだと思ってたから!アハハハハ!!"なんてノリで最高!楽しかった〜。
バイバイをしてから、Mt.Ainslieという小高い山にからキャンベラの街を一望。計画の上に整備した後で人間を呼び寄せたという感じのする街でした。何でも、首都をメルボルンとシドニーのどちらにするかモメた時に、真ん中をとってココに首都を作ったとか。大きな湖もあるのですが、これは人工で、その掘り出した土で丘を作って国会議事堂を建設したって言うんだから驚く。そんな事できちゃうんだねぇ〜。
オーストラリアのナショナル・ミュージアムにも行ってみた。この建物もとても独特で、私は気に入った。展示物を見て思ったのは、この国は本当にまだまだ新しくて、これからなんだなぁ、という事。これからも世界各国から人が移り住んで来るんだろうし、そこで何か文化が生まれて来るのかもね。
で、軽くご飯を食べてからキャンベラを後にした。新しいオーストラリアの一面を垣間見た小旅行でした。

キャンベラ!


2006.07.29

私の誕生日記念って事で、オーストラリアの首都キャンベラ(シドニーじゃないのよ)旅行へ!まずは、途中で世界一砂が白いと言われている(これも誰が言ったのか)Jervis Bayから出ているホエールウォッチングに参加!もうクジラも子供を産むために北上する季節らしく、ギリギリ見れるか見れないかというハラハラ感の中!いましたいました!2匹でゆっくりと泳ぐクジラが!イメージのような、ジャンプするクジラ!ってのはなく、たまに息をしに上がってくる背びれが少し確認できるという程度でした。100m以内に近付いてはいけないという規定もあるそうなので、ちょっと期待外れ感もありつつ。船内で日本の捕鯨を止めさせるための署名をやっていたのがせつなかった。本当に、日本の捕鯨はこっちではかなり大きな社会問題として連日取り上げられているのよ。

船が港に戻ったので、Jervis Bayのビーチが見えるレストランでシーフードてんこ盛り$60!!を食べた。なんと言う贅沢なのでしょうか。頑張って働かないとバチが当たりそうだ。周りのテーブルのオバさんたちからも、"美味しそうねぇ〜〜!"なんてワイワイされました。

で、一路キャンベラへ!朝6時起きだったため、もう眠けも最高潮!マイケルも眠さは一緒だから悪いな、と思いつつも曝睡!!気付けばキャンベラでした。オーストラリアの地図から見ると近いけど、メーターを見てビックリ!東京から青森位じゃないの!?これ!改めてオーストラリアの大きさに驚かされたのでした。

贅沢だ〜。


2006.07.28

今日は夜にマイケルと約束があったので、早めに出てCityをブラブラ。天気も最高に良くて、ポカポカ。さすがシドニー。私はコートを着ていましたが、もうTシャツビーチサンダルの人たちがいました。QVBという、世界で一番美しいショッピングセンターと言われている(誰が言ったのか知らないけど)ビルに入っているハイ・ティーのできるティールームに行ったら、何と改装中でお休み。悔しいので、そのままDarling Harbourまで歩いて、お気に入りのアイスクリーム屋へ。Cityを見ながらアイスを食べて、至福のひと時。
で、ブラブラ歩きながら考えていたんだけど、この国は住むには良い所なのかもなぁ、と。色んな国の人たちがいて偏見も少なく、地震も無いし、どこかの国といがみ合っている訳でもないし。シーフードは美味しいし、野菜も肉も新鮮なものが手に入るし。最初は、"絶対に日本が一番だ!"と意固地になっていたけど、ここはここで良い所があるのかも、と見方が変わって来ました。自分の誕生日にそれに気付けて、良い記念になりました。
夜はマイケルと合流して、予約してくれていたフレンチのお店へ。こじんまりしていて、壁紙も可愛くて良い感じ!店員さん達もフランス人で、要所要所でフランス語を使うのがニクい。ワイン1本を空けてすっかりご機嫌になった所で、マイケルが"あ!忘れてた!ロウソク持って来てたんだ!"と。もうデザートも完食していたので、空になった器にロウソクを置いていたら、近くのテーブルの人たちが"Happy birthday to you〜"と歌い出してくれたのです。こういうノリって素敵だよなぁ。ワインもまわって、本当に幸せな気分でした。

2度目の誕生日。


2006.07.27

特に何ともない1日を過ごし、シャワーを浴び、"そろそろ寝ようよ〜"と下に降りて行ったら!!マイケルがバラの花束とドでかい箱を持って"Happy Birthday Emi!!"と立っていました。ギャー!時計を見たら0時を過ぎていてね。しかも、この箱の中身は!!私がいつもお店で試して、いいねぇ、いいねぇ、と言っていた椅子に取り付けるタイプのマッサージ機!ビックリ!ビックリ!!本当にニクい人ですよ、彼は。仕事から帰って来た時に、こっそりガレージに隠しておいて、私がシャワーを浴びている間に取りに行ったらしくてねぇ。嬉しいじゃないですか。本当に感謝感謝、ありがとーう。

うれひー!


2006.07.25

今日はランチにCityでマイケルと合流。私がお気に入りの『日本クラブ』というレストランへ。この店のデコレーションはいつ見ても思う所があるけど、店員さんたちも全員日本人なので、ギャグとして受け取っています。なんと言ってもご飯が美味しいし!今日もいつものちらし寿司を食べて幸せでした。

で、私は日本への婚姻届や名字の変更届けなどの事を聞くために日本領事館へ。日本から戸籍謄本を取り寄せなくてはいけなかったりして、色々面倒。マイケルは、"別に名字は変更しなくてもいいんじゃない??"なんて言っているけど、どうなのかなぁ。こっちは別にしてもしなくても良いとは言え、やっぱりみんな同じ姓を名乗るのが主流みたいだし。でも、日本の銀行とか色々手続きが面倒だしなぁ。名字がカタカナってのもなぁ。半年以内なら簡単に変えられるみたいなので、もう少し考えてみます。

そこからプラプラ買い物をしたりして時間を潰して、仕事帰りのマイケルと合流。ついにマイケルはテレビを購入!結局、デジタルチューナーも内蔵でHDに録画もできるという、富士通のに決めたみたい。テレビというよりも、テレビも観られる大きな画面のパソコンって感じです。大きな買い物だった訳で、ものすごく興奮していました。これでしばらくはこのテレビをいじる生活になるだろうなぁ〜。

個性的な内装です。


2006.07.23

近所のコロンビア人夫婦からランチに誘われていたので、午前中に買い物などをしてから2人で訪ねた。こんな事は今までなかったらしく、なんだかドキドキ。何度か挨拶はした事はあったけど、良く知らない人たちなので・・・。家にはすでに、その隣に住むインドネシア人とオージーの夫婦も来ていたので、夫婦3組、自己紹介をしたり色々。同じ作りの家とは思えない程の高級感溢れる室内でした。デコレーションで、こうも雰囲気は変わるものなのか!旦那さんの趣味が絵を描く事らしく、壁一面に飾ってありました。とにかく物が散らかっていなくて、生活感がない!テーブルセッティングもレストランみたいにキッチリしてあって、くつろぎ感ゼロ。世代も国もバラバラの集まりで、話す事は政治や時事問題。しかも、とっても長いランチだったので、私達は家に帰って来た時にはグッタリして、ソファに2人とも倒れ込みました。みんな良い人たちだったけど、多分あの家の『シミ一つ付けられない!』みたいな緊張感にヤラれたんだな。散らかっていても落ち着く我が家。これが一番。ハッハッハ。


2006.07.22

今日はマイケルの車の車検みたいなものをするために、車屋さんへ。ちょうど1年前にもここに来て、検査が終わるまで川のほとりに座って話したんだった。その時に真剣に結婚について語ったので、思い出深い場所なのです。"エミにとっては大きな決断になる訳で、ちゃんとYESと言われた記憶は無いな〜"と言っていました。そうだったっけか?私の気持ちは決まっていましたが。
今日もコーヒーとパイを買って、ベンチでのんびり過ごしました何を話す訳でもなく、鳥にエサをやったりしながらボ〜ッと過ごせるっていうのは、誰とでもできる事ではないので、幸せだなと思いました。

近くにマイケルの叔父さんの経営する熱帯魚ショップがあるので、そこに寄ってみた。すると、従兄弟がいて、赤ちゃんが産まれたばかりだから、寄って見て行けば?と言う。断る訳にもいかず、プレゼントを買って訪ねる事にした。産まれたての赤ちゃんを抱っこするのは本当に緊張する!でも、この男の子は人見知りもせず、私の腕の中で眠ってしまいました。奥さんはドイツとどこかのヨーロッパのハーフだし、旦那さんはオーストラリアと中国のハーフだし、その両親はまた色々混ざっていて、もう血なんて訳が分からない状態。純血日本人に囲まれて育った私としては、本当にカルチャーショックです。奥さんはとてもさばけていて面白い人だった!

思い出の川辺にて。


2006.07.20

私は良くカフェで『バナナブレッド』を頼むのですが、もしかして自分で作っちゃった方が良く無い?と思ったので、熟れ過ぎたバナナを使って、何となく作ってみました。シリコンのケーキ型も初めて使ってみた。マイケルは、高校生の頃に毎日サンドイッチを持たされた思い出から、パン類が好きではないので反応はイマイチだったけど、私は満足!それに、このシリコン製の型サイコー!ぐにゃぐにゃしてるから、ケーキを取り出しやすいし、あまり熱くならないから扱いもしやすい。これはオススメ〜!
とりあえず、食べる大きさに切り分けて冷凍する事にします。朝ご飯に少しずつ食べようっと。

良くできました。


2006.07.18

私は、結婚式〜新婚旅行でたまりにたまった仕事があって(お客さんには御迷惑をおかけしました!)、それを必死にこなす日々です。日本では、誰とも話さず一歩も外に出ないで、仕事をして終わる日はけっこうあったけど、今はマイケルが夕方には帰ってくるので、誰とも話さない日は無くなりそうです。で、仕事帰りで疲れているだろうに、レストランやカフェに連れ出してくれたりするのでありがたい。
マイケルは私がこんな生活をしていて、シドニー生活に飽きないか心配しているみたいだけど、飽きる時間なんて無いよ〜ん。もちろん家族や友達とは会いたいけど、それとここの生活に飽きるのとは別問題。1人で家にいても、やる事なんて山程あるもの。洗濯、掃除(少し)、ご飯の準備だけで1日終わると言っても過言じゃない!世の中の男性諸君、共働きで家事もこなしている奥さんは、予想以上に大変な思いをしていますよ〜。感謝の気持ちを持つか持たないかだけでも、夫婦の関係は大きく変わると思います。やっぱりいつまでも感謝と思いやりは忘れない関係でいたいな。

ミルクシェークを飲む。


2006.07.17

お湯を出そうとするとものすごい音がするようになってしまい困っていたら、マイケルのお父さんが直しに来てくれた。チャッチャッと、あっという間に直してくれてビックリ。スゴいなぁ〜。プロの人にお願いしようとしていただけに、本当に嬉しかった。ちょっとお茶をしながら話してね。友達からのお花を見て、すごく驚いていたよ。だって本当に豪華だもんなぁ。届いた時はつぼみだったお花がどんどん開いて来て見事!日本からの注文って事で、気を遣ってくれたのか、梅も入っているので、一足お先に春の気分も味わえて嬉しい〜。早くあたたかくならないかな〜。


2006.07.16

マイケルのもっぱらの関心事は『テレビ』。私はあまり良く分からないんだけど、マイケルの今のテレビはものすごく古い(今どきモノラル!)上に、ステレオも高校生の時に買ってもらったやつを使っていて本当にヤバいのです。物持ちが良いのは素晴らしいと思うけどね。
新生活を始めるにあたり、今を逃したらもうないだろうと言う事で、テレビも新しくする事にしたのです。さっそく電器屋めぐりを始めたのですが、どのテレビも同じに見えて疲れるだけ・・・。マイケルは大きな買い物なので、失敗をしないようにかなり慎重で、雑誌を買ったりして研究しています。私はとにかく、「日本製を買ってくれ!」とだけ注文しています。そんな訳で、今日は電気屋めぐりに明け暮れたのでした。


2006.07.15

早朝に空港に着くと、マイケルの妹が迎えに来てくれていた。悪いねぇ・・・。で、家まで送ってもらった。私はとにかく体調が悪くて、何も食べたくない飲みたくない状態(かなり珍しい!)だったので、眠る事にした。やたらと下が騒がしいなと思って夕方起きて行くと、日本の友達から超・豪華なアレンジメントが届いていた!ひえ〜〜!!スゴ過ぎ!!恐縮しちゃうよ。マイケルも大感激でした。それから、バリに行く前に注文しておいた食器洗い機も届いていた。私の家族からのお祝いを有効に使うために、冷蔵庫の次に購入したのです。こっちでは、食器洗い機がすごく普及していて、この家にもそのためのスペースはちゃんとあったのです。私もマイケルもご飯を作るのは好きだけど、片付けは嫌いというのは共通していて、なんだかんだで家にいる私が洗う事になるのは不公平だなぁ〜と思っていたので、これは絶対に欲しかったのです!いやぁ、本当に夢のような機械です。手で洗うよりも水を使わないし、熱いお湯で洗うのでスッキリサッパリ、本当にこれは素晴らしい!

昨日の夜から何も口にしていなかったのですが、マイケルがご飯を作ってくれたので食べる事にしました。でも、マイケル・・・チキンカツっていきなり重いよ・・・。せっかく作ってくれたので食べましたが、案の定また胃がシクシク痛みました・・・。

どひー!ありがとー!


2006.07.14

今日もゆっくり起きて朝食。このホテルの朝食がかなり美味しい!メニューからなんでも選べる形式で、バリ式のおかゆの朝食がウマーだった。薄味のチキンカレーを掛けて食べるの。恐らく、何が一番美味しかったって、これじゃないかな。
で、のーんびりした後にちょっと歩いてスーパーマーケットまで行ってみる事にした。こっちではコーヒーの他にココアも作っているので、日本で買うよりも安いvanhoutenのココアパウダーや、インドネシア料理のスパイスなどをたくさん購入。帰り道で、マッサージのできる場所を見つけたので、急きょ1時間半コースをお願いした。ここはものすごく開放的な雰囲気で、田んぼを見ながら(!)マッサージを受けられるのです。オイルマッサージの他に、スパイスを使ったスクラブと、ヨーグルトパック!最後にはフラワーバスで仕上げ。いやぁ、極楽極楽。人もみんな感じが良かったし、こんなところが近所にあったら、しょっちゅう通いたい位だよ。
で、ホテルでランチを食べた後、少し部屋でゆっくりしてからウブド中心部へ行った。マイケルの家族にお土産を買った後で、最後の食事!ライトアップされたお寺を見ながらの素敵なレストランだったのだが!!その後、空港に向かう車の中から私のお腹の様子が・・・。空港でチェックインをしてから更におかしくなって来て、立っているのも辛い状態に。で、飛行機の中であまりにも真っ白な顔で意識を失ったようになっている私を見兼ねて、マイケルがトイレに連れて行ってくれました。まぁ、その後は密室で大変な事になり、出てくると、マイケルがフライトアテンダントの控え席に座って待っていた。そこ座って良いの〜?一気に気分が和みましたが。何が悪かったのか・・・。姉によると、バリではアイスクリームにやられた人もいると聞いて、ハッ!と。マイケルはケロッとしているので、私が食べてマイケルが食べなかったものと言えば、食後のアイスクリームのエスプレッソ掛けしかない!!あれか〜!?

いよいよ最後の日。


2006.07.13

マイケルがカメのいる島に行きたいと言うので、スノーケリングとセットになっているツアーに申し込んでみた。が!生憎の天気・・・。いざ海に入ってみても・・・何かは見えるけど、魚はいないし、珊瑚は全部死んでるし・・・。これじゃぁシドニーの海の方が数倍キレイで、魚もたくさんいるよー。ガッカリしながら亀のいる島(?)へ。まぁ、軽く想像はしていましたが、自然にいる亀ではなくて、亀プールがあるだけでした。お腹を空かせた亀達が海藻欲しさにワラワラ集まって来てね。日本語ベラベラの係りのおじさんが、写真を撮ってくれたりどんどん海藻をくれるので、嫌な予感がしていたのだけれど、マイケルがプールに入っている間にお金を要求されました。なので、「もう入場料は払っているのに、何故更に払わなくてはいけないんですか?」と聞くと、「カメは1日にバケツ50杯の海藻を食べるので、エサ代を1人10USドル払ってくれ。」と言い出す。え〜!だって、このスノーケリングのツアー自体が20ドル位なんすけど。そこへマイケル登場!"ここは政府が出資しているって聞いたんだけど?"と。そうすると、オッサンは"いや、ここは民間だからお金が必要なんだ"と。マイケルがこの亀達はどこから来たのか聞くと、海から捕まえて来たと言う。マイケルが、"あそこの係りの女性は政府の元で保護しているって言ってたけど?"と聞くと、オッサンはキレ始めて"They are good for soup!"とか言いやがった!キーー!!何とも言えない後味の悪さを残したツアーでした。この手の観光地にはつきものなんだろうか。マイケルはこのツアーを提案した事を謝っていた。フィジーのスノーケリングは最高だったからね。行ってみないと分からなかったよ。

ホテルに戻って気を取り直してから、地元グループが主催しているというケチャックダンスを観に行く事にした。狭い吹きっさらしの会場に、100人以上の男性がワイワイ入って来てもんのすごい熱気と興奮と体臭!!!私達が座っているすぐ前に一番外の輪があるから、参加できる勢い!ちょっと小声でチャッチャッとか言ってみたけど、隣のマイケルすら気付かない位だった。今回のは、ちゃんと元々のスタイルに乗っ取っている感じで(ケチャックダンスはもともとオランダ人が考案したらしいけど)、単調では無くてとっても良かった!!!

なんだか色々ですが。


2006.07.12

今日はゆっくりしたいね、という事で遅く起きて、朝食をとった後にホテルのプールへ。このプールがまた素晴らしいのです。プールの縁が見えない形になっているので、水の向こうはそのまま山が見えていて、ハァ・・・リラックス・・・。ホテルの中に図書館があって、日本語の本もたくさんあったので、そこで本を借りてプールサイドで読みました。
部屋に戻る途中でカエル発見!可愛い!マイケルが手に乗せたら、ピョーンとマイケルの背中に!大爆笑でした。
今日は、ホテルのシャトルバスに乗って、ウブド中心部へ。外国人向けのインドネシアレストランでお昼ご飯。隣の白人達はピザを食べていた・・・。私達は色々と珍しい料理を頼んで試してみました。一品300円〜400円位だから驚いちゃうわ!
そこからテクテク歩いて街を散策。もうすぐ大きなお祭りがあるとかで、いたる所で楽器を練習していたり、ダンスを練習している姿を見る事ができた。観光用じゃない、ちょっと間の抜けた感じの音がまた味があって良い。しばらく大きなホールのような所に立ち止まって楽しませてもらいました。光がとてもキレイだった。
そこから市場に行ったら、いやぁ、どこに行っても一緒だねぇ〜。ギッシリギュウギュウに集まったお土産屋さんから、ミテミテ〜!ミルダケ〜!ヤスイネ〜!!の声。値段交渉が面倒なんだよ〜。ホテルで借りたガイドブックに、『お土産屋で半額以下に値切って喜んでいた物が、空港で更に安く売られていてガッカリした』なんて書いてあったので、私は空港で見まーす!特に欲しいものもないしさー。
喧噪を必死に抜けると、狭い路地裏に出た。そうだよ〜、こういう所を見たいんだよ〜。少し歩いて行くと、地元の人が群がる食堂を発見。みんな持ち帰りのサテを大量に買っている!!サテはもともと日本でも好きなので、興味津々。でも、かなり本格的な地元民相手のお店なので尻込みしていると、そこはマイケルくん、ズンズンお店に入って行って、スープとサテを2つ頼んでくれました。私達のイメージでは、サテが2本来るのかと思っていたら、てんこ盛りに焼いていてビックリ。小さな肉が刺さった串が10本ずつ出て来ました。しかも!!ウマーーー!!ペロリとたいらげてしまったよ。しかも、全部で300円位でした。
そこから、モンキーフォレストという場所までテクテク歩いてみた。マイケルは入り口でバナナを購入!大丈夫かよ〜。で、案の定!猿に囲まれるはめに!!私は正直言って少しサルは怖いので、バナナは手に持たずに写真を撮っていました。
日も暮れて来たので、更にテクテク。さすがに今日は歩きまくって足が棒のようなので、ひと休みする事にした。このカフェのラッシーが激ウマで、2人とも2杯ずつ行ってしまいましたとさ。
私はCD屋さんでケチャのDVDを購入。だって不完全燃焼なんだもーん。で、ホテルのバスに乗って本日終了。

歩いたよー。


2006.07.11

昨日の夜に空港で手にとったパンフレットの会社に電話をして1日ツアーの予約をしてみた。私が日本語で電話をしたので、ガイドさんはバリ人の日本語が話せる人が来た。"バリハジメテデスカ?"と聞かれたので、ハイ、と答えると、"ワタシモ ガイド ハジメテデス"と来たもんだ。ガビーン。日本語を勉強してガイドになって、初めての仕事らしい。で、さっそく行程の説明をしてくれたのだけれど・・・分からない・・・。恐らく3割位しか分からなかった。でも、明確にしておきたい所もあったので、色々言い方を変えたりして質問をして何とか今日の日程は分かった。ツアーメンバーは私達だけなので、これから付きっきりでどうなる事やら・・・という不安の中、まずはバロンダンスを観に劇場へ。オオ〜〜!!これは素晴らしい。期待以上に良かった!音楽もとても心地よく、バリの土地に本当に馴染んでいて、心からリラックスできる感じだった。
そして、そこからはお約束の『伝統工芸見学』。覚悟はしていたけれど、絵画、木彫り、凧、銀細工の店を回り、激しいセールストーク攻撃に合った。マイケルなんて、"オーストラリアでたくさんお金稼いでるんだから、これくらいいじゃない"とか言われたらしいし。そういうもん?結局、私は何も買わなかったけど、マイケルは壁に掛ける木彫りマスクを買っていた。私は、引越で痛い目にあってからというもの、物をめっきり買わなくなったよ。特にこの手のお土産系は後で絶対に処分に困る事を知ったんだもの・・・。
で、お昼はキンタマーニ(!)という火山と湖が見える所でバイキング。バリの料理をお腹一杯食べました。野菜の漬け物が美味しかった。レストランの窓の向こうでは子供から大人までがTシャツやペンをわんさか抱えて身ぶり手ぶりで買ってくれ攻撃をしていてせつなかった。Tシャツ4枚1,000円って!そう。こっちでは日本人がたくさん来るからか、円が普通に使えるんだよー。
お腹一杯になった所で、バリ最大の寺院に連れて言ってもらった。ここは素晴らしい!神秘的ってこういう雰囲気を言うんだろうなぁ、何とも言えず魅力的に映りました。ガイドさんは相変わらず一生懸命説明をしてくれるんだけど、分からない・・・。マイケルはこれまた質問王なので、英語を簡単な日本語に訳して質問をして、ガイドさんの外国語みたいな日本語を日本語に直して自分で解釈してから、英語で伝える・・・。マイケルと、今度は英語のツアーを申し込もうね、と決めました。アハハ。
こっちではお葬式が一大イベントなんだって。私の解釈が正しければ、遺体は一度土葬されてから、数年後また盛大な儀式を行って掘り返して、その骨を海に撒くんだって。お葬式はとてもお金が掛かるので、お金が無くてなかなかお葬式を出せない人も多くて、貯めるまで遺体はそのまま、なんて恐い話もしていました。ちょうどお葬式の一行が通り、ガイドさんが写真を撮っても大丈夫と言うのでパチリ。バリの人たちの額には、たまにお米が付いてるの。最初、ご飯付いてますよ、と言いたくなっちゃったもの。どうしてか聞くのを忘れたけど、宗教的な意味なんだと思う。この土地は、本当に宗教色が濃い。至る所に大小さまざまなお寺があって、人々がお供えを持って歩いている。みんなキレイな腰巻きをしていて、全体的にそんなに貧しさは感じない島だなぁ、と思った。各村に3つずつ、それぞれ違う神様を奉っているんだって。で、村ごとにイベントも色々あるので、毎日どこかでお祭りが開かれているとか。
お寺の後は、コーヒーでの休憩と言う名の、ヒーヒー屋見学に連れて行かれた。確かに、なんだかバリコーヒーは濃くて美味しいのかも、と、まんまと家族へのお土産として初めてお財布を開きました。
その後はゾウの洞窟寺院へ。ここも神秘的な雰囲気。昔の沐浴場の隣に洞窟があって、その中は3方向に別れていて3つの神様が奉ってあった。
そして、私が一番楽しみにしていたケチャックダンス!!高校の時に視聴覚の授業でビデオを観てものすごく衝撃を受け、いつか生で観てみたいとずっと思っていたのです。・・・が!この劇場、朝バロンダンスで来た所と一緒じゃん!!更に人数も少なくて、ちょっとガッカリ。初ライブで嬉しさはあったものの、そのビデオの衝撃に比べるとなぁ。本当にみんながトランス状態になっちゃうのは、どこに行けば見られるんだろうか。それか、あの教材のビデオを手に入れたい。
夜はバリダンスの観る事ができるレストランに連れて行かれて、またまたインドネシア料理。私は口に合うので(特にソトアヤムというチキンスープ!)大喜びでパクパクと。日本でもお馴染みのナシゴレンやミーゴレンもお店によって味が違って面白い。食後に、ステージに上がって踊ってみたい人を募っていたので、マイケルを推薦してステージに上げてみた。アハハハ。
で、何故かコースにマッサージが組み込まれていて、お店に連れて行かれた。自腹なんだけどね。当初はマッサージ店の車が終わった後に送ってくれると言っていたのに、それは無理なのでツアー会社の車が終わるまで待機していると言う。更に、それには延長料金が必要だと。そういうインチキ臭い話は、金額の大小なく許さないマイケルの目が光ってね。じゃぁ、マッサージはナシでという方向さえ出て来て、険悪なムードになった所で、バリ人たちのシークレットトーク。結局車は出してもらえる事になりました。ってな訳で、私達はマッサージを受ける事にして、日本語3割のガイドさんともそこでお別れ。そう言えば、ドライバーさんは奥さんが3人いるって言ってたよ。こっちではそれがOKなんだって。ガイドさんは最後までしつこく、"アサッテ ナニシテル?ゾウノリタイ?ウミイキタイ?"と営業攻撃。明日はお祭りだからガイドはお休みなんだって。しらね〜。
でも、結局マッサージは最高に気持ちよかった!日本の半額以下だし!マッサージ後はスチームサウナにフラワーバス。あたたかいジンジャーティーも、日本では飲まないけど、こういう所で飲むから美味しいね。

いろいろありました。


2006.07.10

新婚旅行のバリ島へ出発!私はゴールドコースト位にちょろっと行かれれば良いかな、と思っていたのだけれど、全てマイケルが計画して申し込んでくれちゃったので、本当に私としては連れて行ってもらうという感覚。バリも行った事ないし、楽しみ!
飛行機の中でマイケルにネイルシールをペタペタ貼ってもらったりしながら時間潰し。途中で気流が悪くなりガタガタ揺れたので、"ほら、マイケル!緊急の体勢分かってる?3、2、1!"と言ったら、困った顔をして少し身体を斜めにしただけだったので、大爆笑。シートポケットに挟んである手引きを元に説明をしたら、"落ちたらそれまでだよ〜"なんて言っていた。その後も、配られたオレンジジュースのパックにストローが刺さらなくて、四苦八苦している姿を見て笑ったり。ホント、小さな事へのリアクションがいちいち私のツボを突いてくる。
で、空港に着いたら、民族衣装に身を包んだホテルの人が迎えに来ていた。で、車内でおしぼりと水のサービス。これは期待できそう!
私には半分位しか理解できないインドネシア語訛りの英語を話すドライバーさんとの会話の中、車は一路ホテルのあるウブドへ。
到着してビックリ!めちゃくちゃ素敵!!ホテルの人たちは気持ち悪い位に丁寧で(多分、オーストラリア式に慣れて来ちゃってるのかも)部屋がひとつひとつ一戸建てみたいになっていて、プールも付いているの。シャワーやバスタブもプライベートな屋外空間に設置されていて、部屋も広い〜〜〜〜!!ベッドには、新婚旅行仕様の花びらでのデコレーション。そして、フルーツ盛りのサービス。ひえ〜。こんな贅沢をして良いのかしら。
前にフィジーで学んだ『ホテルが気に入っているなら、外に出るな!』の教訓も空しく、夜は散歩に出かけました。これまた、デコボコした道を歩いて行き、所々穴もあいてるからね。恐怖!そんな中、私はまんまと斜めになった砂利道で滑るようにすっ転びました。転ぶのなんて久しぶりなので、なんだか可笑しくなってしまって、笑ってしまいました。
夜はホテルでロマンティックなディナータイムを過ごしました。いやぁ、夢のようだ。

夢のようなホテルです。


2006.07.08

とにかくグッスリ眠りたいだけ眠ってから起床。ルームサービスでゆっくりと朝食を食べた。あ〜、まだ夢みたいだ。こんな風にぐっすり眠る事も久しぶりで嬉しい。昨日のために前々からマイケルは本当に良く頑張ってくれたと思う。ありがとう!!
で、いよいよ新たなスタートのために荷物をまとめて家に帰った。とは言え、もう一緒に住んでいたし、何が変わった訳ではないのよね。名前も、届出をしない限り今のままだし。結婚式はやっぱりお披露目が目的なのかな。私達の中では、もうずっと一緒に暮らして行くって事は決めていた訳だし、それを法的に届け出たからって、別に何も気持ちは変わらないんだな。

夜は、母親に運んで来てもらったマリメッコのファブリックパネルを寝室にセットした。可愛い!これからどんどん私の趣味で侵食して行くぞー。フッフッフ。

新生活(?)スタート。


2006.07.07

ついにこの日を迎える事に!!ヘアメイクさんと一緒に私の家族が6時前に到着!早い!で、早速1人ずつ取りかかってもらった。あれよあれよと言う間に時間は過ぎ、通訳さんやJuneも到着。ヘアメイクさん1人で、そんなにたくさんの人をさばけるのか正直不安だったのだけれど、さすがだね。テキパキとこなしてくれて良かった!
そして、私の最後の仕上げをしてもらっている時に、ブーケなどが到着!こっちでは家族もお花を付けるらしいのです。で、そのお花を付けた後で、母親と姉は先に式場へ。さすがに緊張して来ました。で、ホテルの前に待っていた車に乗って、私達も式場へ向かいました。会場には人が集まっていて、ヒエ〜!という感じ。Celebrantやカメラマン、式場のスタッフのみんなのちょっとピリッとした緊張感から、あぁ、本番なんだなぁ、という感じがしてきた。で、車の中などで写真を撮った後でいよいよ父親と登場。オレンジのバラの花びらが敷き詰められた道を、少しずつ父親と腕を組んで歩きました。が!!ドレスってこんなにも歩きにくいものだったのね!転ぶかと思いながら、父親にしがみついで必死に歩いていたので、マイケルの元に到着した時に私の頭にあったのは、ただただ『転ばなくて良かった・・・。』でした。でも、マイケルは私を待っている間にすっかり気分は高まっていたようで、感無量フェイスをしていて、思わず笑ってしまいました。そして、私の家族を見ると、姉がガン泣き!!あまりにものすごい勢いで泣いているので、それを見て更に笑い&泣き。そのまま緊張もせずに誓いの言葉も言えて、すんなり式は進行。
誓いの言葉さえパスしちゃえばもう後は大丈夫だもんね!ってな訳で、庭から建物に移動して披露宴。コース料理も自分達で選んだので、楽しみにしていたのです。日本とは違くて、家族が一緒のテーブルに座るので、それも良かった!本当にリラックスできました。で、みんながご飯を食べている間に、マイケルと私の写真もたくさんカメラマンに撮ってもらってね。あんな風にたくさん写真を撮られる事も無いわ〜。
で、みんなのスピーチの時間になって。うちの父親は通訳さんに同時通訳してもらってのスピーチ。堂々としていて良かったです。その後に、英語の勉強を始めた母親から、英語で簡単なスピーチ。マイケルも喜んでいました。次々にマイケルのお父さんも友達も面白おかしくスピーチをしてくれた。そして、マイケルのスピーチの番になり、マイケルは感極まって涙・・・。で、うちの家族への日本語スピーチも終わり、最後に私へのメッセージ!これにはさすがに感激して私も泣いてしまいました。で、涙も乾かぬ内にケーキに入刀後〜ダンス(!!)をして、更に両親や友達が混ざって踊った後にお開き。会場の下にみんなが2列に集まっていて、その間をお礼を言いつつ歩いて、マイケルと車に乗って会場を後に。この車に乗って去って行くシーンも大切らしい。
日本の結婚式よりも、全体的にリラックスした雰囲気で、みんなが楽しみに来る場所なんだなぁ、と思いました。みんなの服装のカジュアルさにも驚いたよ。
で、カメラマンが合流して、ホテルでも何枚か写真を撮ってもらった。今日はスペシャルパッケージをお願いしていたので、ベッドにはバラの花びら、おいしそうな軽食と冷えたシャンペン!ブルガリの入浴剤を使った泡風呂〜!最高です。
あ〜〜〜〜〜〜!幸せ!!とうとう結婚したね〜、なんて結婚指輪を眺めながらしみじみ。ホテルの中でご飯を食べに行ったら、『Congratulations』と書かれたケーキを持って来てくれた。うれひーーーー!!なんだか全てが夢のようです。

ついにこの日が!


2006.07.06

今日は結婚前の最後の日と言う事で、マイケルの計らいで家族と水入らずで過ごせる事になった。めちゃくちゃ嬉しい!
朝、マイケルがCityまで送ってくれて、ホテルで家族と合流。Cityの中も色々見どころが散らばっているので、どこから案内したら良いものか。姉の感心はやはりショッピングなので、両親に付き合ってもらって色々と回った。お昼は、韓国料理!韓国人に人気の所で美味しいので、さすが駒形ファミリー、大量のプルコギもペロリを食べてしまいました。「これが独身として最後に一緒に食べる食事だね〜。」なんて話しながら。
その後もショッピング・ショッピングで、両親は先にホテルに帰ると言うので、タクシーに乗せてバイバイ。明日は早いからね〜。で、姉と私は更に色々見て回ってから、コーヒーを飲んで、姉を駅まで見送ってからバイバイ。
家に戻ったらマイケルはテレビを観ていた。マイケルも家族と最後の日を楽しもうと思ったのに、みんなそれぞれ忙しかったらしく、ふて腐れていた。アハハ。
とりあえず、ドレスだの何だのかんだの必要な物をまとめて、近所のホテルへチェックイン!私はマイケルのスピーチを日本語に訳すためにホテルに残り、マイケルはビデオ撮影を親戚にお願いするために出かけて行った。マイケルは日本語が読めないので、全部ローマ字書きしてあげないといけないので、膨大な量に。
帰って来たマイケルが練習に読み始めたものの、ひとつひとつの文字を読むのにあまりに時間が掛かるので、当初の予定の1/5位の長さにする事に。ムキーーッ!結局終わったのは深夜に。明日は5時起きだよーん。

家族水入らず。


2006.07.05

今日は私の家族がシドニーに到着。ツアーに参加しながらも、延泊して結婚式に出てもらう事になっているのです。みんなはシドニーの前にメルボルンに行って楽しんで来たみたいです。
まずは、私達の家でお茶をして、Cityでマイケルの家族と合流してシェラトンでご飯。真ん中に座って通訳をするのに集中していたので、またもやあまりご飯は食べられなかったけど、こんな機会もなかなか無いからね。母親は、日本から大きなカラクリ時計をプレゼントとしてリュックに入れて運んで来ていてビックリ!これにはマイケルの家族も感激していました。
和やかな夕食も終わって、マイケルの提案で夜のオペラハウスを観に行ったり、The Rocksにある古いバーで一杯飲んだりしました。父親は西洋文化の国に来たのは始めてで、色々興味深そう。パブも日本の居酒屋とは全然雰囲気が違うからね。ムキムキのオージーたちがたむろってビールを飲んでいる光景はちょっと恐怖さえ感じたみたいです。気付けばもう0時を過ぎていたので、みんなをホテルに送った後で帰宅。

顔合わせ!


2006.07.03

マイケルはまだ具合が悪く、風邪もひき始めているらしく、今日は会社に頼んで家で仕事をする事になった。私は、IKEAで買ったテレビ台をひたすら組み立てた。私もちょっとノドが痛み始めました・・・。ウツツツツ・・・。式の前日から近くのリゾートホテルに泊まる事になっているので、前日はリラックスしてたくさん眠れると良いなぁ。

夜は写真を撮ってくれる人と打ち合わせ。結局、結婚式専門でやっている、フリーの女性にお願いする事になりました。作品を見せてもらったら、みんなが幸せそうに写っていたので。当日の進行、グループ写真はどういう風に撮るかなどなどを細かく話し合った。こっちでは、朝に新郎新婦は別々に別れて支度をするんだよ。マイケルは私のドレスも知らないからね。式の前に見ちゃうとBad Luckなんだとか。まぁ、その方が感激もひとしおかもしれないね。で、当日は私と私の父親が運転手付きで借りてある白いベンツ(デコレーション付き!)に乗って、ホテルから会場に向かう訳だ。で、ガーデンには出席者たちが集まっていて、そこに乗り付けて車から降りて登場するっていうシーンがとても大事なんだとさ。ホテルから会場までは5分も掛からない距離なので、わざわざ車を借りるなんてアホくさ〜!と思ったのですが、そういうものみたい。で、そこで写真を何枚か撮ってから、ゆっくりと父親と登場だって〜。ヒエ〜!出席者は80人とは言え、私の方からは家族だけなので、他の人たちに気をとられる事なく、マイケルと結婚する事に集中できて良いのかも。通訳の人もお願いしたので、うちの家族が言葉の問題で疲れる事も回避できそうだし。何事も無く無事に済みますように・・・。


2006.07.02

朝マイケルが車でJuneの家まで迎えにきてくれた。マイケルは軽く女装をさせられて、ゴーカート、コメディクラブ、後はひたすら飲んだらしい。でも、あんまりハジけなかったらしく、私の話を聞いて「そっちの方が楽しそうだったねぇ〜。」と言っていました。参加人数も、7人位だったらしい。私の方は13人!!やっぱり女の方がノリが良いのかねぇ。私の事をあまり知らないのに、たくさん参加してもらえて良かった。
で、カフェで朝食をしに行ったのですが、マイケルはひどい二日酔いでご飯が食べられる状況ではありませんでした。それを横目にバクバク食べる私。結婚式前に痩せようなんて思っていたけれど、ハッハッハ。泳いだり腹筋をしたりはしてるけどね〜。

昼はマイケルの家族とランチ。今度は私がだんだん気分が悪くなってきてしまい、ご飯を食べられる雰囲気では・・・。マイケルのお父さんが中国人経営の床屋に行って、少し切ってくれと言ったら、少しだけ残されてバッサリ切られたとかそんな結婚に向けてのとりとめもない話をして来ました。みんなリラックスした様子で良かったです。マイケルだけ二日酔いで口を開けてポカーンという感じでしたが。

夜はCelebrantという結婚を取り仕切るオバさんの所で打ち合わせ。こっちは、式の内容も自分で考えるスタイルなので、彼女に何を言って欲しいか、誓いの言葉なども全て渡さなくてはいけないのです。マイケルが全部やってくれているのですが、大変そうです。このオバさんは本当にプロ中のプロなので、安心なんだけどね。本当に面白くてサバサバしてて大好き。この仕事を本当に好きでやっているんだろうなぁ、というのがヒシヒシと伝わってくるのです。今日もたくさん笑わせてくれました。誓いの言葉の練習をしている時に、マイケルの目が潤んでいるのを見て私もグッと来ましたが、Celebrantの言葉を覚えてくり返すのに必死でそれどころではありませんでした。マイケル、当日大丈夫か〜〜??

帰って来て、2人ともグッタリしてソファでちょっと仮眠。私は仕事をしたかったので、そのまま朝まで仕事をしました。お肌が荒れないように気をつけなくちゃねぇ。


2006.07.01

今日はなんとなんと、映画などでは見た事があったけれど、独身最後に男子と女子が別々に集まって騒ぐと言うパーティの日。私は日本人だし、こっちに友達もいないし、良いよ〜と言っていたのだけれど、私の介添人のJuneが仕切ってくれると言うのでお願いする事にした。っていうか、一度も出席した事も無くていきなり主役って・・・。何をすれば良いんだか・・・。しかも、マイケルの友達や友達の奥さんたちと・・・。
緊張も高まった所で、Juneたちと合流。ヒルトンでカクテルを飲んで勢いを付ける。そこで手渡されたピンクのフワフワティアラと、お揃いのマフラー(?)。これを帰る時までずっと付けていなくてはいけないらしいのです。ええ、もちろん街中でもね。こっちではこれが普通に行われているので、私を見てみんなは"あぁ、あの子は結婚する子なのね"と思うだけなんだろうけど、私は恥ずかしいっての〜〜!!
で、予約してくれていたギリシャスタイルのパーティレストランへ。そこはパーティ専門のようで色んなグループがギッシリ入っていた。何が始まるんだ〜〜!で、まぁ、とりあえずショットグラスに入った何だか分からないけど激強のお酒を、手を使わずに口に加えて一気飲みさせられる。そこからは、みんなに注がれるままに、ワイン、シャンペン、更にお店の人からショット、ショット、ショット・・・。ええ、こんなに飲んだのは生まれて初めてですよ。でも、酔っぱらっている方が英語って話せるものでね。店員のオカマちゃんと色々アホな話をしていた記憶があります。普段はちょっと恐いと思っていたインド人友達に"酔っぱらっちゃったよ!"と絡んで、"大丈夫よ〜!I love you!"なんて言われて正気に戻ったり、"最後の独身を楽しみな〜!結婚したらもう最後だからね。自由はないよ!"なんて脅されたり。
後は、もうテーブルを片付けてのダンスタイムになってしまい、主役は椅子の上で踊らなくちゃいけなかったりしてね。このノリはないよなぁ。更にベリーダンサー登場で、セクシーダンスですよ。最後はみんな入り乱れて踊りまくり。私達のテーブルだけが全員参加で狂ったように踊っておりました。みんな楽しそうだったし良かったな。こうして言葉関係なく、ノリ勝負のパーティで良かったのかも知れない。マイケルの友達たちと、一気に近付いた感じがしました。もうパーティも佳境に近付き、他のお嫁さんとかとも交わって大騒ぎ。そして、マイケルの妹たちと場所を移してバーで更に飲んだら、もうバスのない時間だったので、Juneの家に泊めてもらう事に。何から何まですみませんねぇ・・・。彼女を介添人に選んだのは正解だった!式の当日もかなり頼れる存在になってくれそうです。

はじけました・・・。


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